トーヨーアサノが後場マイナスに転じる、１７年２月期業績予想を下方修正

　トーヨーアサノ<5271.T>が後場マイナスに転じている。午後１時ごろ、１７年２月期の連結業績予想について、売上高を１５０億円から１４８億円（前期比５．７％増）へ、営業利益を３億６０００万円から１億円（同６４．７％減）へ、純利益を１億４０００万円から３５００万円（同６０．２％減）へ下方修正したことが嫌気されている。

　コンクリート二次製品事業のコンクリートパイル製品出荷量が前回予想を下回る見込みであることに加えて、品質を確保するため施工日数が増えたことによる施工費の上昇や、人件費などのコストの上昇が利益を圧迫したという。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１６年３～１１月）決算は、売上高１０３億５３００万円（前年同期比８．２％増）、営業損益５１００万円の赤字（前年同期８９００万円の黒字）、最終損益１億４３００万円の赤字（同２５００万円の赤字）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）