ノザワ、今期経常を一転19％増益に上方修正

　ノザワ <5237> [東証２] が11月11日後場(14:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の9.5億円→14.5億円(前期は12.1億円)に52.6％上方修正し、一転して19.3％増益見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の4.9億円→9.4億円(前年同期は3.7億円)に91.8％上方修正し、増益率が29.3％増→2.5倍に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年３月期第２四半期連結累計期間業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の収益に与える影響が軽微であり、　売上高は主力の押出成形セメント板「アスロック」が伸長したこと等により増収となる見込みです。営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、増収に加えＮＮＰＳ（ノザワ・ニュー・プロダクション・システム）改善活動によるコストダウン、当該感染症の影響で営業活動等の制約を受けたことによる販売費及び一般管理費の減少等が増益要因となり、予想を上回ると見込まれることから、上記のとおり修正いたします。　2021年３月期の通期連結業績予想につきましては、第３四半期以降は当該感染症の影響が徐々に表れるものの2020年５月28日時点の想定ほどの影響はないと見込んでおります。下半期の売上高は５月28日公表予想比約１億円増収、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、第２四半期同様に増収及びコストダウン等により増益と見込まれることから、上記のとおり修正いたします。※上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因によって予想数値と異なる場合があります。