富士興産が１４年３月期業績予想を減額修正、原油高の価格転嫁に苦戦

　富士興産<5009.T>が２８日、１４年３月期連結業績予想の減額修正を発表した。売上高は１１４０億円から１００３億円（前の期比４．９％増）に見直したほか、営業利益は９億５０００万円から５億９０００万円（同３１．１％減）、純利益は７億円から４億６０００万円（同６１．１％減）に下方修正した。
　原油高により増加した仕入れコストを製品販売価格に転嫁することに苦戦したことが、業績悪化要因となった。
　なお、前期配当は１６円の予想を維持する見込みだ。



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）