サンケ化、上期経常は40％減益で下振れ着地

　サンケイ化学 <4995> [福証] が7月10日後場(14:00)に決算を発表。23年11月期第2四半期累計(22年12月-23年5月)の連結経常利益は前年同期比39.7％減の2億1900万円に落ち込み、従来予想の3億4900万円を下回って着地。
　通期計画の2億8800万円に対する進捗率は5年平均の119.1％を下回る76.0％にとどまった。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常損益は6900万円の黒字(前年同期は6100万円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比5.0％減の2億4800万円に減り、売上営業利益率は前年同期の10.8％→10.3％に低下した。

株探ニュース