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アース製薬のニュース
アース製薬 <4985> [東証P] が1月30日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年12月期の連結経常利益を従来予想の111億円→81億円(前の期は113億円)に27.4%下方修正し、減益率が1.9%減→28.7%減に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の15.6億円の赤字→46.1億円の赤字(前年同期は75.4億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
1. 売上高国内では、主な収益源である虫ケア用品において、天候不順の影響などにより市場規模が計画立案時の想定を下回りました。特に最大のカテゴリーであるハエ・蚊用市場が低調であり、『アースノーマット』など主力品の売上に影響を及ぼしました。また、需要期を過ぎた10月以降の返品量が想定を上回り、収益を圧迫しました。当期に発売した高価格帯の新製品『マモルーム』や『イヤな虫ゼロデナイト』の着実な貢献もあり、当社の市場シェアは前期を上回る水準でしたが、虫ケア用品全体としては計画に満たない見込みとなりました。日用品に関しては、消臭芳香剤や掃除用品などは計画を上回る売上を達成した一方、入浴剤、洗口液、衣類用防虫剤がいずれも計画未達となりました。総合環境衛生事業については、年間契約件数の増大などが寄与し売上計画を達成しました。また、成長ドライバーとして注力する海外では、度重なるロックダウンの影響などにより中国の売上が停滞する一方で、タイ・ベトナムなどASEANでの展開は計画を上回る好調な推移となりましたが、グループ全体の売上は計画を下回る見込みとなりました。2. 売上原価/売上総利益主な収益源である虫ケア用品の売上構成低下に加え、資源・エネルギー価格の上昇を発端とした原材料価格等の高騰・為替変動の影響を受け、売上原価率が想定を上回りました。これに加えて売上計画の未達分が影響し、処方の変更や包装の簡素化によるコストダウンを実施したものの、売上総利益が計画を下回る見込みとなりました。3. 販管費業績状況に応じたコストコントロールを実施し、広告宣伝費、旅費交通費などの活動費を計画の範囲内で適切に活用しましたが、1、2の影響による利益の未達分をカバーするには至りませんでした。これらにより、営業利益は計画を下回る見込みとなり、想定外の為替差益を計上したものの、経常利益、また当期純利益についても、営業利益同様に計画を下回る見込みとなりました。なお、剰余金の配当に関しては、前回公表の通り、1株当たり配当金を118円とする予定です。※ 上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により予想数値と異なる場合があります。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の15.6億円の赤字→46.1億円の赤字(前年同期は75.4億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
1. 売上高国内では、主な収益源である虫ケア用品において、天候不順の影響などにより市場規模が計画立案時の想定を下回りました。特に最大のカテゴリーであるハエ・蚊用市場が低調であり、『アースノーマット』など主力品の売上に影響を及ぼしました。また、需要期を過ぎた10月以降の返品量が想定を上回り、収益を圧迫しました。当期に発売した高価格帯の新製品『マモルーム』や『イヤな虫ゼロデナイト』の着実な貢献もあり、当社の市場シェアは前期を上回る水準でしたが、虫ケア用品全体としては計画に満たない見込みとなりました。日用品に関しては、消臭芳香剤や掃除用品などは計画を上回る売上を達成した一方、入浴剤、洗口液、衣類用防虫剤がいずれも計画未達となりました。総合環境衛生事業については、年間契約件数の増大などが寄与し売上計画を達成しました。また、成長ドライバーとして注力する海外では、度重なるロックダウンの影響などにより中国の売上が停滞する一方で、タイ・ベトナムなどASEANでの展開は計画を上回る好調な推移となりましたが、グループ全体の売上は計画を下回る見込みとなりました。2. 売上原価/売上総利益主な収益源である虫ケア用品の売上構成低下に加え、資源・エネルギー価格の上昇を発端とした原材料価格等の高騰・為替変動の影響を受け、売上原価率が想定を上回りました。これに加えて売上計画の未達分が影響し、処方の変更や包装の簡素化によるコストダウンを実施したものの、売上総利益が計画を下回る見込みとなりました。3. 販管費業績状況に応じたコストコントロールを実施し、広告宣伝費、旅費交通費などの活動費を計画の範囲内で適切に活用しましたが、1、2の影響による利益の未達分をカバーするには至りませんでした。これらにより、営業利益は計画を下回る見込みとなり、想定外の為替差益を計上したものの、経常利益、また当期純利益についても、営業利益同様に計画を下回る見込みとなりました。なお、剰余金の配当に関しては、前回公表の通り、1株当たり配当金を118円とする予定です。※ 上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により予想数値と異なる場合があります。
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