上値が重い市場ムードの中で下値切り上げてきた素材株に注目
業種:化学
時価総額:897億円
PER:20.49倍
PBR: 0.96倍
香料国内第2位で、飲料等の食品向けフレーバーが主力事業。食品向け以外にも化粧品・トイレタリー向けなども展開。天然感のある「HASEAROMA(ハセアロマ)」や「まるかじりフレーバー」などのシリーズ展開が現代嗜好とマッチ。その他機能性フレーバーなどを食品加工業者のニーズに合わせて展開しながら、海外事業のテコ入れを図る。
業績面は11/8に前期本決算発表を行い、売上高は前々期比1.5%伸びて過去最高を更新したが営業利益は同7.5%減益で50億円割れとなった。今期の見通しは売上高は2.2%増収、営業利益は9.0%増益で50億円台回復を見込んでいる。中国子会社の落ち込みを国内および北米、他のアジア拠点でカバーするが、実際には中国元の為替影響分が大きいため、多少、為替水準にも目を向けておく必要があろう。
株価は上記の決算発表翌日は朝方に売り物が先行して1900円付近まで反落したが押し目買いが入り底割れには至らず。その後はむしろ下値を確認しながら売り物をこなし、動意含みのまま昨日年初来高値を更新。全体手詰まり感の中で物色はヨコに広がりやすく、高値圏での利益確定売りも需給好転から引き続き上値を伸ばす期待は高い。週足ではテクニカルの一目均衡表が三役好転と支援材料。
12:55追記 本日の高値更新で25日と50日線のゴールデンクロス間近となる。引き続き注目。
時価総額:897億円
PER:20.49倍
PBR: 0.96倍
香料国内第2位で、飲料等の食品向けフレーバーが主力事業。食品向け以外にも化粧品・トイレタリー向けなども展開。天然感のある「HASEAROMA(ハセアロマ)」や「まるかじりフレーバー」などのシリーズ展開が現代嗜好とマッチ。その他機能性フレーバーなどを食品加工業者のニーズに合わせて展開しながら、海外事業のテコ入れを図る。
業績面は11/8に前期本決算発表を行い、売上高は前々期比1.5%伸びて過去最高を更新したが営業利益は同7.5%減益で50億円割れとなった。今期の見通しは売上高は2.2%増収、営業利益は9.0%増益で50億円台回復を見込んでいる。中国子会社の落ち込みを国内および北米、他のアジア拠点でカバーするが、実際には中国元の為替影響分が大きいため、多少、為替水準にも目を向けておく必要があろう。
株価は上記の決算発表翌日は朝方に売り物が先行して1900円付近まで反落したが押し目買いが入り底割れには至らず。その後はむしろ下値を確認しながら売り物をこなし、動意含みのまま昨日年初来高値を更新。全体手詰まり感の中で物色はヨコに広がりやすく、高値圏での利益確定売りも需給好転から引き続き上値を伸ばす期待は高い。週足ではテクニカルの一目均衡表が三役好転と支援材料。
12:55追記 本日の高値更新で25日と50日線のゴールデンクロス間近となる。引き続き注目。