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コニシ<4956>は31日、2023年3月期第2四半期(22年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.8%増の581.48億円、営業利益が同15.8%減の28.86億円、経常利益が同11.9%減の32.32億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同195.2%増の70.30億円となった。
ボンド事業の売上高は前年同期比8.5%増の331.96億円、営業利益は同21.0%減の17.78億円となった。一般家庭用分野においては、ホームセンター向けやコンビニエンスストア向けは堅調で、前年同期並みとなった。住関連分野においては、建築コストが上昇傾向となり新設住宅着工戸数の持ち直しの動きは鈍く、内装工事用や内装建材用接着剤の販売数量は減少した。産業資材分野においては、紙関連用途の水性接着剤や自動車・電子部品等に使用される弾性接着剤の販売数量が増加した。建築分野においては、建築補修用や建築用シーリング材の販売数量は増加し、土木分野においても、表面保護・剥落防止工法が好調に推移した。売上高は、製品販売価格の是正による効果もあり伸長したが、接着剤やシーリング材に使用される原材料価格が過去にない水準まで高騰し、経費削減や原価改善の取り組み、売価への反映を遂行したが営業利益は減少となった。
化成品事業の売上高は前年同期比8.3%増の169.62億円、営業利益は同38.9%増の6.79億円となった。売上高、利益ともに、仕入商材の価格改定による影響もあり、全体的に好調に推移した。化学工業分野においては、樹脂原料や放熱材料の販売が好調に推移した。自動車向けの商材は、半導体不足、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による中国・上海での長期間のロックダウン等で需要影響はあったが、復調した。また、電気機械向けは、部品供給不足が解消され需要回復し、堅調に推移した。丸安産業は、半導体製造に使用される商材及びコンデンサ用商材が好調に推移した。
工事事業の売上高は前年同期比4.3%増の78.97億円、営業利益は同28.6%減の4.53億円となった。公共事業を中心としたインフラ及びストック市場の補修・改修・補強工事の受注状況は堅調で、ボンドエンジニアリングは計画どおりに進捗した。そのほかの関係工事会社は、資材価格の高騰や大型工事案件を得られなかったこと等により、利益面は伸び悩んだ。
その他(不動産賃貸業等)の売上高は前年同期比5.0%減の0.92億円、営業損失は0.30億円(前年同期は0.40億円の利益)となった。
2023年3月期通期については、売上高が前期比7.3%増の1,220.00億円、営業利益が同4.8%減の69.50億円、経常利益が同7.3%減の72.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同86.9%増の96.00億円とする期初計画を据え置いている。
<SI>
ボンド事業の売上高は前年同期比8.5%増の331.96億円、営業利益は同21.0%減の17.78億円となった。一般家庭用分野においては、ホームセンター向けやコンビニエンスストア向けは堅調で、前年同期並みとなった。住関連分野においては、建築コストが上昇傾向となり新設住宅着工戸数の持ち直しの動きは鈍く、内装工事用や内装建材用接着剤の販売数量は減少した。産業資材分野においては、紙関連用途の水性接着剤や自動車・電子部品等に使用される弾性接着剤の販売数量が増加した。建築分野においては、建築補修用や建築用シーリング材の販売数量は増加し、土木分野においても、表面保護・剥落防止工法が好調に推移した。売上高は、製品販売価格の是正による効果もあり伸長したが、接着剤やシーリング材に使用される原材料価格が過去にない水準まで高騰し、経費削減や原価改善の取り組み、売価への反映を遂行したが営業利益は減少となった。
化成品事業の売上高は前年同期比8.3%増の169.62億円、営業利益は同38.9%増の6.79億円となった。売上高、利益ともに、仕入商材の価格改定による影響もあり、全体的に好調に推移した。化学工業分野においては、樹脂原料や放熱材料の販売が好調に推移した。自動車向けの商材は、半導体不足、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による中国・上海での長期間のロックダウン等で需要影響はあったが、復調した。また、電気機械向けは、部品供給不足が解消され需要回復し、堅調に推移した。丸安産業は、半導体製造に使用される商材及びコンデンサ用商材が好調に推移した。
工事事業の売上高は前年同期比4.3%増の78.97億円、営業利益は同28.6%減の4.53億円となった。公共事業を中心としたインフラ及びストック市場の補修・改修・補強工事の受注状況は堅調で、ボンドエンジニアリングは計画どおりに進捗した。そのほかの関係工事会社は、資材価格の高騰や大型工事案件を得られなかったこと等により、利益面は伸び悩んだ。
その他(不動産賃貸業等)の売上高は前年同期比5.0%減の0.92億円、営業損失は0.30億円(前年同期は0.40億円の利益)となった。
2023年3月期通期については、売上高が前期比7.3%増の1,220.00億円、営業利益が同4.8%減の69.50億円、経常利益が同7.3%減の72.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同86.9%増の96.00億円とする期初計画を据え置いている。
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