ＳＤＳバイオ、今期経常を32％上方修正

　エス・ディー・エス　バイオテック <4952> [東証２] が3月18日大引け後(16:00)に業績修正を発表。19年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の6.8億円→9億円(前期は15.7億円)に32.4％上方修正し、減益率が56.9％減→42.9％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の3.7億円→5.9億円(前年同期は15億円)に58.8％増額し、減益率が75.2％減→60.6％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高は、出資する中国企業からのダコニール原体輸入量の増加に伴い、ダコニール関連製品の海外売上高が増加したことにより、予想を上回る見込みです。利益面では、当期末に予定していた研究開発費の計上遅れ並びに一般管理費の減少などにより、予想を上回る見込みです。当期の期末配当金は１株当たり12.5円を予定しており、前回予想からの修正はございません。【業績予想の適切な利用に関する説明】本資料に記載している業績予想数値は、当社が現時点で入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は、さまざまな要因の変化等により、上記業績予想数値と異なる場合があります。