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アクシージアのニュース
*13:55JST アクシージア Research Memo(5):国内売上は子会社連結とインバウンド回復が寄与
■業績動向
1. 2023年7月期の業績概要
アクシージア<4936>の2023年7月期の連結業績については、売上高11,341百万円(前期比38.0%増)、営業利益1,899百万円(同16.3%増)、経常利益1,902百万円(同8.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,330百万円(同19.2%増)となり、売上高で初めて100億円を超え、各利益においても過去最高を達成した。
事業環境としては、主戦場である中国市場において、ゼロコロナ政策下におけるロックダウンや政策転換後の新型コロナ罹患者の爆発的増加など必ずしも追い風ではなかった。そのなかで売上高については、予算に基づいた広告投下を積極的に行ったことやDouyin旗艦店における売上急拡大などにより増収となった。計画値(10,351百万円)と比較しても990百万円増と順調な結果となった。特に中国EC事業では、「Douyin」チャネルが飛躍し、前期比で約3.27倍の3,442百万円と好調に推移したほか、中国サロン事業が同16.1%増の1,530百万円と回復基調が鮮明となった。日本国内リテールではユイット・ラボラトリーズの子会社化の寄与とともに、インバウンド需要の回復により、同約3.25倍の771百万円と拡大した。ブランド別では、「AGtheory」ブランドが2003年4月に行った商品リニューアルが奏功し同105.4%増の5,950百万円と大きく伸びたほか、第3のヒーロープロダクトを目指す「ザ ホワイト ドリンク」が牽引する育成分野では同72.5%増の1,408百万円と全社の成長に寄与した。
売上総利益は増収効果に加え、原価率の低減や利益率の高いBtoCやサプリメントの売上構成比の上昇などにより、前期比43.8%増となった。販管費は、ブランド知名度向上及び販売基盤拡大のための広告宣伝を予算に基づき先行的に実施したほか、支払手数料の増加(「Douyin」等の売上拡大に伴って増加)等により同62.1%増となった。結果として、販管費が増加したものの売上総利益の増加が上回り、営業利益は前期比16.8%増、計画比で4.5%増益となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
<SO>
1. 2023年7月期の業績概要
アクシージア<4936>の2023年7月期の連結業績については、売上高11,341百万円(前期比38.0%増)、営業利益1,899百万円(同16.3%増)、経常利益1,902百万円(同8.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,330百万円(同19.2%増)となり、売上高で初めて100億円を超え、各利益においても過去最高を達成した。
事業環境としては、主戦場である中国市場において、ゼロコロナ政策下におけるロックダウンや政策転換後の新型コロナ罹患者の爆発的増加など必ずしも追い風ではなかった。そのなかで売上高については、予算に基づいた広告投下を積極的に行ったことやDouyin旗艦店における売上急拡大などにより増収となった。計画値(10,351百万円)と比較しても990百万円増と順調な結果となった。特に中国EC事業では、「Douyin」チャネルが飛躍し、前期比で約3.27倍の3,442百万円と好調に推移したほか、中国サロン事業が同16.1%増の1,530百万円と回復基調が鮮明となった。日本国内リテールではユイット・ラボラトリーズの子会社化の寄与とともに、インバウンド需要の回復により、同約3.25倍の771百万円と拡大した。ブランド別では、「AGtheory」ブランドが2003年4月に行った商品リニューアルが奏功し同105.4%増の5,950百万円と大きく伸びたほか、第3のヒーロープロダクトを目指す「ザ ホワイト ドリンク」が牽引する育成分野では同72.5%増の1,408百万円と全社の成長に寄与した。
売上総利益は増収効果に加え、原価率の低減や利益率の高いBtoCやサプリメントの売上構成比の上昇などにより、前期比43.8%増となった。販管費は、ブランド知名度向上及び販売基盤拡大のための広告宣伝を予算に基づき先行的に実施したほか、支払手数料の増加(「Douyin」等の売上拡大に伴って増加)等により同62.1%増となった。結果として、販管費が増加したものの売上総利益の増加が上回り、営業利益は前期比16.8%増、計画比で4.5%増益となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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