ハーバー研、今期経常を一転赤字に下方修正

　ハーバー研究所 <4925> [東証Ｓ] が2月10日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は7億4200万円の赤字(前年同期は4億8000万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の1億9000万円の黒字→6億5000万円の赤字(前期は2億9200万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の5億1400万円の黒字→3億2600万円の赤字(前年同期は2億7600万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は4億1800万円の赤字(前年同期は8800万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の1.8％→-13.7％に急悪化した。

株探ニュース