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「化粧品」関連がランクイン継続、インバウンドの成長力に外国人投資家も関心<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「化粧品」が27位にランクインを継続している。
顔や体を美しくみせる美容関連商品には常に高い需要があり、化粧品はその代表格。近年は女性に限らず男性向けの市場開拓も進んでいる。また、社会の高齢化が進むなか、アンチエイジング志向が高まりをみせ、人口構成比率が多く可処分所得の比較的潤沢な、シニア層向け市場もさらなる拡大が見込まれる。
一方で、訪日外国人旅行客による、いわゆる爆買いブームがやや沈静化するなかにあっても、日本メーカーの製造する化粧品に対する信頼性は揺るぎないものがあるようで、この分野でのインバウンド消費は継続的な成長をみせている。このインバウンド消費や、アジア地域を中心とした海外需要の成長力に注目した海外投資家からの化粧品関連株への買いが増加している。
特に、資生堂<4911.T>と花王<4452.T>は、ともに日経225指数採用の値がさの優良銘柄で、指数への寄与度も高いことから、海外投資家による株価指数先物への投資や、日銀のETF買いに関連した買い需要も見逃せない規模となっており、今後の株価推移に大きな影響を与えそうだ。
資生堂は3月5日、2018~20年までの中期経営計画を発表した。20年12月期には売上高1兆2000億円以上、営業利益1200億円以上を目指す。国内の生産体制を強化して、中国や日本で人気を集めている高価格帯化粧品の生産・販売にさらに力を入れる。
カネボウ化粧品を傘下に持つ花王は、4月27日に18年12月期第1四半期(1~3月)連結決算を発表した。売上高3506億4500万円(前年同期比1.6%増)、営業利益394億4500万円(同2.2%増)の増収増益となった。化粧品事業では、デパートチャネルで展開している「SUQQU」や乾燥性敏感肌ケア「キュレル」ブランドが好調に推移したほか、中国を中心にアジアでの売り上げが大きく伸長した。
コーセー<4922.T>が4月27日発表した18年3月期の連結決算は、売上高が3033億9900万円(前の期比13.7%増)、営業利益が484億800万円(同23.6%増)と大幅な増収増益を達成した。19年3月期も売上高3230億円(前期比6.5%増)、営業利益520億円(同7.4%増)と、6期連続で最高益を更新する見通し。「コスメデコルテ」や「雪肌精」などの重点ブランドでグローバル展開を加速する。
このほかに関連銘柄としては、高級品の「ポーラ」と、通販の「オルビス」の2大ブランドを保有するポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>、男性用化粧品で高いシェアを持つマンダム<4917.T>。さらに、通販主力の化粧品・健康食品メーカーのファンケル<4921.T>、北の達人コーポレーション<2930.T>。美容室向けヘア化粧品専業でトップのミルボン<4919.T>、対面販売による高級基礎化粧品のノエビアホールディングス<4928.T>、OEMでの化粧品生産を手掛ける日本色材工業研究所<4920.T>などがある。
出所:minkabuPRESS
1 サイバーセキュリティ
2 人工知能
3 ブロックチェーン
4 5G
5 カジノ関連
6 仮想通貨
7 情報セキュリティ
8 フィンテック
9 セルロースナノファイバー
10 TOPIXコア30
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「化粧品」が27位にランクインを継続している。
顔や体を美しくみせる美容関連商品には常に高い需要があり、化粧品はその代表格。近年は女性に限らず男性向けの市場開拓も進んでいる。また、社会の高齢化が進むなか、アンチエイジング志向が高まりをみせ、人口構成比率が多く可処分所得の比較的潤沢な、シニア層向け市場もさらなる拡大が見込まれる。
一方で、訪日外国人旅行客による、いわゆる爆買いブームがやや沈静化するなかにあっても、日本メーカーの製造する化粧品に対する信頼性は揺るぎないものがあるようで、この分野でのインバウンド消費は継続的な成長をみせている。このインバウンド消費や、アジア地域を中心とした海外需要の成長力に注目した海外投資家からの化粧品関連株への買いが増加している。
特に、資生堂<4911.T>と花王<4452.T>は、ともに日経225指数採用の値がさの優良銘柄で、指数への寄与度も高いことから、海外投資家による株価指数先物への投資や、日銀のETF買いに関連した買い需要も見逃せない規模となっており、今後の株価推移に大きな影響を与えそうだ。
資生堂は3月5日、2018~20年までの中期経営計画を発表した。20年12月期には売上高1兆2000億円以上、営業利益1200億円以上を目指す。国内の生産体制を強化して、中国や日本で人気を集めている高価格帯化粧品の生産・販売にさらに力を入れる。
カネボウ化粧品を傘下に持つ花王は、4月27日に18年12月期第1四半期(1~3月)連結決算を発表した。売上高3506億4500万円(前年同期比1.6%増)、営業利益394億4500万円(同2.2%増)の増収増益となった。化粧品事業では、デパートチャネルで展開している「SUQQU」や乾燥性敏感肌ケア「キュレル」ブランドが好調に推移したほか、中国を中心にアジアでの売り上げが大きく伸長した。
コーセー<4922.T>が4月27日発表した18年3月期の連結決算は、売上高が3033億9900万円(前の期比13.7%増)、営業利益が484億800万円(同23.6%増)と大幅な増収増益を達成した。19年3月期も売上高3230億円(前期比6.5%増)、営業利益520億円(同7.4%増)と、6期連続で最高益を更新する見通し。「コスメデコルテ」や「雪肌精」などの重点ブランドでグローバル展開を加速する。
このほかに関連銘柄としては、高級品の「ポーラ」と、通販の「オルビス」の2大ブランドを保有するポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>、男性用化粧品で高いシェアを持つマンダム<4917.T>。さらに、通販主力の化粧品・健康食品メーカーのファンケル<4921.T>、北の達人コーポレーション<2930.T>。美容室向けヘア化粧品専業でトップのミルボン<4919.T>、対面販売による高級基礎化粧品のノエビアホールディングス<4928.T>、OEMでの化粧品生産を手掛ける日本色材工業研究所<4920.T>などがある。
出所:minkabuPRESS
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