ライオン、上期最終を35％上方修正、通期も増額

　ライオン <4912> が7月30日大引け後(15:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終利益を従来予想の80億円→108億円(前年同期は186億円)に35.0％上方修正し、減益率が57.0％減→42.0％減に縮小する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結最終利益も従来予想の210億円→215億円(前期は298億円)に2.4％上方修正し、減益率が29.7％減→28.0％減に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　１．第２四半期累計期間（2021年１月１日～2021年６月30日）　　コストダウンの推進および費用の減少等により、事業利益、営業利益が前回の予想を上回る見込みです。加えて、　　関係会社の株式譲渡等に伴う持分法による投資利益の増加等により、親会社の所有者に帰属する四半期利益が　前回の予想を上回る見込みです。２．通期（2021年１月１日～2021年12月31日）　　売上高、事業利益、営業利益は、原材料価格の上昇や新型コロナウイルス感染症の拡大の影響等を踏まえ、　前回の予想を変更しておりません。親会社の所有者に帰属する当期利益については、第２四半期累計期間の　状況に鑑みて、通期の予想を修正するものです。　なお、2021年２月12日に公表した１株当たり配当予想（中間配当12円、期末配当12円、年間24円）に変更はありません。（注）上記業績予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、実際の業績は　　　今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。