フルキャスト、今期経常を5％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額

　フルキャストホールディングス <4848> [東証Ｐ] が11月11日大引け後(15:05)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比29.3％増の75.3億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の92.6億円→97.1億円(前期は76.2億円)に4.9％上方修正し、増益率が21.5％増→27.4％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の43.5億円→48億円(前年同期は40.3億円)に10.3％増額し、増益率が7.9％増→19.0％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の55円→58円(前期は44円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比17.4％増の26.3億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の15.6％→16.0％に上昇した。

株探ニュース