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*11:27JST スカラ---1Qは売上横ばいなるも、人材事業とTCG事業が増収
スカラ<4845>は14日、2026年6月期第1四半期(25年7月-9月)連結決算(IFRS)を発表した。Non-GAAP指標に基づく売上収益が前年同期比0.8%増の18.63億円、営業損失が0.67億円(前年同期は0.30億円の利益)、税引前損失が0.79億円(同0.19億円の利益)、親会社の所有者に帰属する四半期損失が0.78億円(同0.19億円の利益)となった。
国際会計基準(IFRS)に基づく、DX事業の売上収益は前年同期比0.7%減の10.35億円となった。スカラコミュニケーションズでは、SaaS/ASPの「i-ask」、「i-search」等の既存サービスが堅調に推移しているが、WEBサービスの一時売上、従量売上は昨年度と比較して減少した。人財事業は依然として、高いパフォーマンスを発揮しており、売上収益、利益に寄与している。エッグでは、ふるさと納税事業は、ポイント廃止に伴う駆け込み需要による寄付金額の増加により、BPO案件の受注が堅調な伸びとなる一方、システム保守案件における月額売上の大幅な減額があった。国策事業においても、システム開発の先行投資が継続している。
人材事業の売上収益は同2.0%増の1.93億円となった。採用支援サービス事業では、継続的に企業の採用意欲が高い状況であり、体育会学生や女子学生に特化した先行優位性による採用支援サービスのニーズは引き続き高いレベルを維持しており、就活イベントの販売も好調に推移している。人材紹介に関しては、前期からのキャリアアドバイザー不足による会員減の影響により、前年同期を下回った。中途採用支援事業においては、前事業年度後半より単月黒字で順調に推移している。
TCG事業の売上収益は同4.3%増の5.86億円となった。トレーディングカードゲーム(TCG、トレカ)の買取と販売及び攻略サイトの機能を備えたリユースECサイト「カードショップ-遊々亭-」を運営しており、TCGネットショップ大手として、堅調に成長している。旺盛な海外需要への更なるサービス強化として海外直接配送サービスを2024年12月に開始し、順調に利用件数を伸ばしている。更にトレカ流通業界向けのシステム開発案件を受注し、新規事業となる開発売上を獲得した。
インキュベーション事業の売上収益は同10.1%減の0.48億円となった。逆プロポ・コンシェルジュでは、品川区のプラットフォーム運営支援を実施し、その他の自治体にも官民共創支援を実施、官民共創人材育成を通した企業と自治体とのオープンイノベーション推進事業を展開している。これまで培ってきた事業開発やM&Aの経験とグループにおけるDXのノウハウを掛け合わせて主にグロースフェーズの上場企業に対し、共創型M&Aサービスを実施。クライアントの買収企業のバリューアップフェーズにおけるDX支援等を開始し、同社グループ全体の総合力を活かしたサービス提供を推進中である。
IFRSに基づく2025年6月期通期の連結業績予想については、売上収益が前期比7.6%増の88.00億円、営業利益が同16.2%減の6.30億円、税引前利益が同18.6%減の5.90億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同58.2%減の4.10億円とする期初計画を据え置いている。
<NH>
国際会計基準(IFRS)に基づく、DX事業の売上収益は前年同期比0.7%減の10.35億円となった。スカラコミュニケーションズでは、SaaS/ASPの「i-ask」、「i-search」等の既存サービスが堅調に推移しているが、WEBサービスの一時売上、従量売上は昨年度と比較して減少した。人財事業は依然として、高いパフォーマンスを発揮しており、売上収益、利益に寄与している。エッグでは、ふるさと納税事業は、ポイント廃止に伴う駆け込み需要による寄付金額の増加により、BPO案件の受注が堅調な伸びとなる一方、システム保守案件における月額売上の大幅な減額があった。国策事業においても、システム開発の先行投資が継続している。
人材事業の売上収益は同2.0%増の1.93億円となった。採用支援サービス事業では、継続的に企業の採用意欲が高い状況であり、体育会学生や女子学生に特化した先行優位性による採用支援サービスのニーズは引き続き高いレベルを維持しており、就活イベントの販売も好調に推移している。人材紹介に関しては、前期からのキャリアアドバイザー不足による会員減の影響により、前年同期を下回った。中途採用支援事業においては、前事業年度後半より単月黒字で順調に推移している。
TCG事業の売上収益は同4.3%増の5.86億円となった。トレーディングカードゲーム(TCG、トレカ)の買取と販売及び攻略サイトの機能を備えたリユースECサイト「カードショップ-遊々亭-」を運営しており、TCGネットショップ大手として、堅調に成長している。旺盛な海外需要への更なるサービス強化として海外直接配送サービスを2024年12月に開始し、順調に利用件数を伸ばしている。更にトレカ流通業界向けのシステム開発案件を受注し、新規事業となる開発売上を獲得した。
インキュベーション事業の売上収益は同10.1%減の0.48億円となった。逆プロポ・コンシェルジュでは、品川区のプラットフォーム運営支援を実施し、その他の自治体にも官民共創支援を実施、官民共創人材育成を通した企業と自治体とのオープンイノベーション推進事業を展開している。これまで培ってきた事業開発やM&Aの経験とグループにおけるDXのノウハウを掛け合わせて主にグロースフェーズの上場企業に対し、共創型M&Aサービスを実施。クライアントの買収企業のバリューアップフェーズにおけるDX支援等を開始し、同社グループ全体の総合力を活かしたサービス提供を推進中である。
IFRSに基づく2025年6月期通期の連結業績予想については、売上収益が前期比7.6%増の88.00億円、営業利益が同16.2%減の6.30億円、税引前利益が同18.6%減の5.90億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同58.2%減の4.10億円とする期初計画を据え置いている。
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