スカラ、非開示だった今期最終はトントンへ

　スカラ <4845> [東証Ｐ] が5月16日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年6月期第3四半期累計(21年7月-22年3月)の連結最終損益は0.3億円の赤字(前年同期は27.1億円の黒字)に転落した。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結最終損益がトントン(前期は30.6億円の黒字)に落ち込む見通しを示した。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した4-6月期(4Q)の連結最終利益は前年同期比90.9％減の0.3億円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比98.4％減の0.4億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.8％→1.7％に大幅悪化した。

株探ニュース