ビーエンジが続伸、２１年３月期業績及び配当予想を上方修正

　ビジネスエンジニアリング<4828.T>が続伸している。４日の取引終了後、２１年３月期の連結業績予想について、売上高を１７０億円から１７８億円（前期比０．４％増）へ、営業利益を１６億円から２０億円（同２７．１％増）へ、純利益を９億８０００万円から１３億５０００万円（同５８．２％増）へ上方修正し、あわせて、従来２３円を予定していた期末配当を４８円に引き上げると発表したことが好感されている。

　ソリューション事業売り上げ及びプロダクト事業のライセンス販売が増加したことが要因。また、システムサポート事業の生産性向上による利益増が見込まれることも寄与する。なお、年間配当は７０円（従来予想４５円）となり、前期実績に対しては２５円の増配となる予定だ。

　同時に発表した第３四半期累計（２０年４～１２月）決算は、売上高１３２億８６００万円（前年同期比０．２％増）、営業利益１６億４６００万円（同２５．１％増）、純利益１０億９３００万円（同５０．９％増）だった。

出所：MINKABU PRESS