ビーエンジ、今期経常を25％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も25円増額

　ビジネスエンジニアリング <4828> が2月4日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比24.9％増の16.5億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の16億円→20億円(前期は15.7億円)に25.0％上方修正し、増益率が1.5％増→26.8％増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.4億円→7.4億円(前年同期は6.2億円)に2.2倍増額し、一転して19.0％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の45円→70円(前期は45円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比6.7％増の3.9億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の8.1％→9.2％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　連結業績予想につきましては、計画に比し、ソリューション事業の売上およびプロダクト事業のライセンス販売が増加したことにより、売上高は17,800百万円（前回業績予想比800百万円増）となり、３期連続過去最高を更新する見込みです。利益面につきましては、ソリューション事業の売上増による利益増に加え、プロダクト事業のライセンス販売増とシステムサポート事業の生産性向上による利益増も見込まれることから、営業利益2,000百万円（前回業績予想比400百万円増）、経常利益2,000百万円（前回業績予想比400百万円増）、親会社株主に帰属する当期純利益1,350百万円（前回業績予想比370百万円増）となり、５期連続過去最高益を更新する見込みです。個別業績予想につきましては、連結業績予想と同様の理由により、売上高17,400百万円（前回業績予想比800百万円増）、経常利益1,750百万円（前回業績予想比300百万円増）、当期純利益1,180百万円（前回業績予想比300百万円増）となる見込みです。（注）本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。