ＩＣ、上期経常は一転32％増益で上振れ着地・通期計画を超過

　ＩＣ <4769> [東証Ｓ] が5月10日大引け後(15:10)に決算を発表。24年9月期第2四半期累計(23年10月-24年3月)の連結経常利益は前年同期比31.6％増の5億0400万円に拡大し、従来の24.8％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の5億0100万円に対する進捗率が100.6％とすでに上回り、さらに5年平均の66.8％も超えた。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常損益は300万円の赤字(前年同期は9300万円の黒字)に転落する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比30.5％増の2億8700万円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の9.5％→11.4％に改善した。

株探ニュース