決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … トビラシステ、ジャストプラ、ラクスル (6月7日～13日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　アイル <3854>
　19年7月期の連結経常利益を従来予想の7.2億円→9.5億円(前期は5.4億円)に31.9％上方修正し、増益率が31.9％増→74.0％増に拡大し、従来の5期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.3　ＨＥＲＯＺ <4382>
　19年4月期の経常利益(非連結)は前の期比22.8％増の4億1500万円になり、20年4月期も前期比22.9％増の5億1000万円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.4　サムライＪＰ <4764>
　19年12月期第1四半期(2-4月)の連結経常損益は2500万円の赤字(前年同期は8600万円の赤字)に赤字幅が縮小した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3854> アイル 　　　　東２ 　 +28.82 　　6/ 7　　　3Q　　　 63.91
<9992> 理研グリン 　　ＪＱ 　 +27.47 　　6/ 7　　上期　　　-18.27
<4382> ＨＥＲＯＺ 　　東Ｍ 　 +20.46 　　6/12　本決算　　　 22.89
<4764> サムライＪＰ 　ＪＱ 　 +18.87 　　6/13　　　1Q　　　　赤縮
<3491> ＧＡテクノ 　　東Ｍ 　 +16.07 　　6/12　　上期　　　　0.76

<4287> ジャストプラ 　ＪＱ 　 +12.37 　　6/13　　　1Q　　　-15.00
<9425> 日本テレホン 　ＪＱ 　 +10.86 　　6/12　本決算　　　　黒転
<3976> シャノン 　　　東Ｍ　　 +9.37 　　6/11　　上期　　　　赤縮
<4384> ラクスル 　　　東Ｍ　　 +6.73 　　6/13　　　3Q　　　　黒転
<4334> ユークス 　　　ＪＱ　　 +6.05 　　6/ 7　　　1Q　　　　黒転

<4441> トビラシステ 　東Ｍ　　 +5.54 　　6/12　　上期　　　　　－
<4026> 神島化 　　　　東２　　 +4.93 　　6/12　本決算　　　　8.93
<6696> トランザス 　　東Ｍ　　 +4.29 　　6/11　　　1Q　　　　赤縮
<3320> クロスプラス 　東２　　 +3.62 　　6/12　　　1Q　　　　黒転
<3399> 山岡家 　　　　ＪＱ　　 +3.50 　　6/10　　　1Q　　　　2.82

<7279> ハイレックス 　東２　　 +2.98 　　6/ 7　　上期　　　-32.67
<4824> メディアＳ 　　東Ｍ　　 +2.32 　　6/ 7　　　3Q　　　　赤縮
<3974> Ｔ・ＳＣＡＴ 　ＪＱ　　 +1.72 　　6/11　　上期　　　-36.45
<9829> ながの東急 　　ＪＱ　　 +1.40 　　6/ 7　　　1Q　　　-57.14
<2776> 新都ＨＤ 　　　ＪＱ　　 +0.88 　　6/13　　　1Q　　　　赤縮

<6091> ウエスコＨＤ 　東２　　 +0.54 　　6/13　　　3Q　　　　5.11
<3988> ＳＹＳＨＤ 　　ＪＱ　　 +0.50 　　6/10　　　3Q　　　 30.43
<7614> オーエムツー 　ＪＱ　　 +0.48 　　6/12　　　1Q　　　 -6.50
<3733> ソフトウェア 　ＪＱ　　 +0.29 　　6/ 7　　上期　　　 -9.58
<7435> ナ・デックス 　ＪＱ　　 +0.12 　　6/10　本決算　　　-19.30

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース