わずか２か月強で600万ダウンロードを記録し、このゴールデンウィークも、登場する一人のウマ娘の、強引とも大盤振る舞いともいえる大サービスが話題である「ウマ娘　プリティーダービー」。
これができる背景には、明らかに消費者還元だけではなく、「課金していただこう」という裏設定が見え隠れする。無課金勢にしてみれば、この10日間ログインすれば黙っていても1万円相当のゲーム内アイテムが得られ、それによってガチャも引ける。だが、３０枚程度しか引けないガチャで満足できるはずがない。ランクアップに種々のサポートカードも必要だし、無料で遊び続けるのは限界がある。
しかし、カードを得られた先にある、育てたウマ娘のゴール。それを見させてあげてこそのトレーナーではないか、と思い知らされ、ついつい課金してしまうのである。
今後更なる新規素材も出てくるだろうし、半月に一度のイベントも飽きさせない効果を生んでいる。実体競馬界にも影響を及ぼしつつあるスマホゲー。こんなもので株価が落ち着くはずがない。