決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … セキド、日本ラッド、ユーラシア (2月1日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月29日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　コラボス <3908>
　21年3月期の連結経常利益を従来予想の1200万円→1億円(前期は1億9000万円)に8.3倍上方修正し、減益率が93.7％減→47.4％減に縮小する見通しとなった。

★No.2　キムラ <7461>
　21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比26.8％増の21.6億円に伸び、通期計画の16.5億円に対する進捗率が131.5％とすでに上回り、さらに5年平均の106.5％も超えた。

★No.3　東北化学 <7446>
　21年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比4.2倍の1.4億円に急拡大し、10-3月期(上期)計画の2.2億円に対する進捗率は64.5％に達し、5年平均の30.5％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3908> コラボス 　　　東Ｍ 　 +11.83 　　2/ 1　　　3Q　　　-41.04
<7461> キムラ 　　　　ＪＱ　　 +5.28 　　2/ 1　　　3Q　　　 26.84
<7446> 東北化学 　　　ＪＱ　　 +4.67 　　2/ 1　　　1Q　　　320.00
<6271> ニッセイ 　　　東２　　 +3.95 　　2/ 1　　　3Q　　　231.03
<4736> 日本ラッド 　　ＪＱ　　 +3.54 　　2/ 1　　　3Q　　　　赤拡

<6467> ニチダイ 　　　ＪＱ　　 +2.64 　　2/ 1　　　3Q　　　　赤転
<5905> 日カン 　　　　東２　　 +2.11 　　2/ 1　　　3Q　　　　4.63
<9376> ユーラシア 　　ＪＱ　　 +1.58 　　2/ 1　　　1Q　　　　赤転
<5994> ファインシン 　東２　　 +1.19 　　2/ 1　　　3Q　　　　赤転
<4341> 西菱電機 　　　東２　　 +0.34 　　2/ 1　　　3Q　　　　赤拡

<9950> ハチバン 　　　ＪＱ　　 +0.33 　　2/ 1　　　3Q　　　　赤転
<9878> セキド 　　　　東２　　 +0.20 　　2/ 1　　　3Q　　　　黒転
<2907> あじかん 　　　東２　　 +0.12 　　2/ 1　　　3Q　　　-29.82
<6018> 阪神燃 　　　　東２　　 +0.05 　　2/ 1　　　3Q　　　-66.03

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース