決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … 中外薬、オービック、富士通ゼ (10月24日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の10月23日から24日の決算発表を経て25日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ＫＯＡ <6999>
　24年3月期の連結経常利益を従来予想の71億円→32億円(前期は105億円)に54.9％下方修正し、減益率が32.6％減→69.6％減に拡大する見通しとなった。

▲No.2　コメリ <8218>
　24年3月期の連結経常利益を従来予想の271億円→218億円(前期は258億円)に19.6％下方修正し、一転して15.5％減益見通しとなった。

▲No.6　不二家 <2211>
　23年12月期の連結経常利益を従来予想の39億円→30億円(前期は55.4億円)に23.1％下方修正し、減益率が29.7％減→45.9％減に拡大する見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6999> ＫＯＡ 　　　　東Ｐ 　 -10.34 　 10/24　　上期　　　-64.67
<8218> コメリ 　　　　東Ｐ　　 -4.59 　 10/24　　上期　　　-16.30
<4684> オービック 　　東Ｐ　　 -3.74 　 10/24　　上期　　　 14.26
<4519> 中外薬 　　　　東Ｐ　　 -2.46 　 10/24　　　3Q　　　-15.92
<9691> 両毛システム 　東Ｓ　　 -1.66 　 10/24　　上期　　　 41.95

<2211> 不二家 　　　　東Ｐ　　 -1.22 　 10/24　　　3Q　　　-85.91
<6755> 富士通ゼ 　　　東Ｐ　　 -0.81 　 10/24　　上期　　　 -4.87
<4733> ＯＢＣ 　　　　東Ｐ　　 -0.17 　 10/24　　上期　　　 18.77

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした25日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース