決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … ニデック、フューチャー、コメリ (7月23日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月22日から23日の決算発表を経て24日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　フューチャー <4722>
　24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比8.9％増の71億円に伸びた。

★No.2　ニデック <6594>
　25年3月期の連結最終利益を従来予想の1650億円→1850億円(前期は1248億円)に12.1％上方修正し、増益率が32.1％増→48.1％増に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.3　コメリ <8218>
　25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比15.0％増の96.5億円に伸び、4-9月期(上期)計画の157億円に対する進捗率は61.5％となり、5年平均の59.2％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4722> フューチャー 　東Ｐ　　 +7.22 　　7/23　　上期　　　　8.90
<6594> ニデック 　　　東Ｐ　　 +5.70 　　7/23　　　1Q　　　 -8.71
<8218> コメリ 　　　　東Ｐ　　 +0.98 　　7/23　　　1Q　　　 15.00

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした24日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース