クリップ、上期経常を一転39％減益に下方修正

　クリップコーポレーション <4705> [東証Ｓ] が11月8日午前(11:00)に業績修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の1億3900万円→8300万円(前年同期は1億3600万円)に40.3％下方修正し、一転して39.0％減益見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の3億4500万円(前期は3億1900万円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第2四半期において、主力事業である教育事業の平均生徒数実績が、前期比224名減（3.6％減）、予想比152名減（2.5％減）と予想を下回る水準で推移しております。スポーツ事業の平均生徒数実績も、前期比967名減（17.7％減）、予想比121名減（2.6％減）と予想を下回っております。そのため連結売上高について、予想比56百万円減少し、売上高の減少に伴い、連結営業利益は34.5％減、連結経常利益は40.1％減、親会社株主に帰属する四半期純利益は44.9％減となりました。　個別の業績予想につきましても、売上高が予想比55百万円減少したことに伴い、経常利益は、前回発表予想に対し、31.2％減となりました。　通期業績予想につきましては、他の要因も含め、業績予想の修正が必要と判断される場合には速やかに開示いたします。　なお、配当金額につきましては、1株当たり45円の予想を据え置いております。