洋インキＨＤ、今期経常を32％上方修正

　東洋インキＳＣホールディングス <4634> [東証Ｐ] が11月10日大引け後(16:30)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比35.1％増の97.7億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の95億円→125億円(前期は79億円)に31.6％上方修正し、増益率が20.2％増→58.1％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の41.3億円→71.3億円(前年同期は11.7億円)に72.6％増額し、増益率が3.5倍→6.1倍に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比8.7倍の44億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の0.9％→5.2％に大幅改善した。

株探ニュース