ナノＭＲＮＡ、今期経常を赤字縮小に上方修正

　ＮＡＮＯ　ＭＲＮＡ <4571> [東証Ｇ] が2月14日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は6.6億円の赤字(前年同期は10.1億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の11.6億円の赤字→8.8億円の赤字(前期は11億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の6.9億円の赤字→4.1億円の赤字(前年同期は5億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は1.9億円の赤字(前年同期は4.1億円の赤字)に赤字幅が縮小したが、売上営業損益率は前年同期の-774.5％→-1300.0％に急悪化した。

株探ニュース