東和薬品、上期経常を43％下方修正

　東和薬品 <4553> [東証Ｐ] が11月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の80億円→46億円(前年同期は130億円)に42.5％下方修正し、減益率が38.5％減→64.6％減に拡大する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の190億円(前期は227億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第2四半期（累計）の連結業績につきましては、国内セグメントのジェネリック医薬品販売事業において、安定供給体制の構築に時間を要しており、限定出荷を一部解除しているものの、第2四半期では、前期から継続して多くの製品を限定出荷することとなりました。その結果として、薬価改定の影響を販売数量によって補うことができず、売上高、営業利益ともに当初予想を下回る見込みとなりました。また、経常利益ならびに親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても当初予想を下回る見込みです。以上により、第 2 四半期（累計）の連結業績予想を修正いたします。　2023年3月期の通期業績予想については、現在精査中であり、今後修正が必要となった場合には速やかに公表いたします。