栄研化、今期経常を一転20％増益に上方修正・最高益、配当も6円増額

　栄研化学 <4549> が1月27日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比28.0％増の56.5億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の42億円→56.7億円(前期は47.2億円)に35.0％上方修正し、一転して20.1％増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の14億円→28.7億円(前年同期は16.2億円)に2.0倍増額し、一転して77.3％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の30円→36円(前期は30円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の28.6億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の14.3％→25.9％に急上昇した。

株探ニュース