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扶桑薬が反発、巣状分節性糸球体硬化症の治療薬候補化合物で豪社とライセンス契約締結
扶桑薬品工業<4538.T>が反発。同社は7日、オーストラリアのディメリックス社が創製した巣状分節性糸球体硬化症の治療薬候補化合物について、ライセンス契約を締結したと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。扶桑薬は日本国内で独占的な開発権と販売権を取得するとともに、ディメリックス社が実施する国際共同第3相臨床試験に参画する。扶桑薬は契約一時金として3億円、契約締結から発売までの進展に応じた開発マイルストーンとして最大34億円を支払う予定。発売後は販売の進展に応じた販売マイルストーンと、売上高に対する一定率のロイヤルティーを支払う。巣状分節性糸球体硬化症は、浮腫や脂質異常症などが起きるネフローゼ症候群の一種。25年3月期の業績予想の変更はないとしている。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS
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