アンジェスＭＧがライツ・イシューを発表、約９１億円を調達

　アンジェスＭＧ＜4563.T＞が２２日、ライツ・イシューによる資金調達を実施すると発表した。ライツ・イシューとは、上場企業が既存株主に無償で新株予約権を割り当て株主の権利行使などで企業が資金調達する手法。株主は新株予約権を市場で売却もできる。
　同社のライツ・イシューは証券会社と引受契約を締結しないノンコミットメント型での実施となる。調達資金は最大で約９１億３４３２万円となり、HGF遺伝子治療薬「コラテジェン」の国際共同第３相臨床試験の実施に必要な費用や運転資金の一部に充てる。
　７月３１日を株主確定日とし、普通株式１株に対し新株予約権１個を割り当てる。対象となる株式総数は３２４０万３９００株。新株予約権の行使価格は１株当たり２８８円。新株予約権は８月１日に東証に上場される予定で９月２２日まで売買が可能、同月２４日に上場廃止となる見込み。





出所：株経通信（株式会社みんかぶ）