日本政府は米国からの支援を受けて現在、コロナウィルスに対するワクチン開発製造を急ピッチに進めている。

日本において、このような危機に対応できる製薬会社は、その規模、人材面において、塩野義製薬の右に出る大企業はない。

塩野義製薬は、2020年12月から国内最大規模の治験を開始している。その結果が出る日は近い。しかし、不安材料としてコロナワクチンの実用化に関する話は、まったく聞かない。

また、巨額な支援、投資に対して、ワクチン開発と製造は、実入りがいい事業ではない。だが、他の先進国では、見切り発車とはいえコロナワクチンの接種が始まっている中、日本でも今春（三月）から日本国民（高齢者、勤労者）にワクチン接種を始めないと東京オリンピックの開催は無理だろう。

だから、塩野義製薬の株価は、投資、投機の両面から一月下旬～三月中旬にかけて過去に見たことがないような動きをすると予想される。最低でも1株,8千円～1万円以上の価格をはじき出す気がします。