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第一工業製薬のニュース
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家大野芳政氏(ブログ「証券アナリストが考えたスマホでできるお手軽株式投資「トランプ式投資術」」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2019年7月27日18時に執筆
株式市場では国内外の証券会社やシンクタンク各社から毎日、多数のアナリストレポートがリリースされています。もともと、大口の売買注文を出す機関投資家向けに書かれていましたが、最近では一般の個人投資家にも提供されており、目にする機会も多いのではないでしょうか。
個別株のレポートでは、証券アナリストがファンダメンタル分析を基づいて個別株の企業価値を算出し、現在の株価に対する「割安・割高」から「買い(強気)・中立・売り(弱気)」などの株価レーティングを付与しています。
レポートがリリースされた直後は、一時的に値動きが大きくなるため、こうしたレーティングの情報を材料に売買する個人投資家も少なくありません。ただし、銘柄によっては、寄り付きが天井になってしまうことも多々あるため、レーティングに期待して買ったら高値を掴んでしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
はっきり言うと「レーティング引き上げ=儲かる」は間違いです。「玉」よりも「石」の方が多いため、これだけでは勝率としては低いと考えた方がよいでしょう。しかし、「玉」と「石」を見分けることができたらどうでしょうか。勝率はぐんと上がります。
「玉」と「石」の違いはなんなのか。証券アナリストの「大野芳政」が株価レーティングを15年間以上、研究し続けた結果、いくつかの法則を発見しました。
そこで、レーティング公開後の値動きが一巡した銘柄から、短期だけでなく、中長期的にも上値余地が大きく残っている注目銘柄を紹介します。
☆今週の2銘柄はこちら!!
■GameWith<6552>
岩井コスモ証券が7月19日に投資判断を新規に「A(強気)」、目標株価750円としたことが伝わっています。
レポートの内容は、「今期は先行投資が利益を圧迫するものの、来期以降は海外展開の本格化やブロックチェーンゲーム、eスポーツなど新規事業により大幅な利益増が期待できる」というものになっています。新規事業については、まだこれからというところで不透明な部分は多いと感じますが、それだけ期待値が高いとも言えます。
EPS(1株あたり利益)成長率は、今期の業績が先行投資により抑えられているだけに、今期予想の28.3円から来期は44.4円と一旦しゃがんで大きくジャンプするような見通しとなっている点にも注目されます。
チャートは長期的な下落トレンドですが、こういった類の小型の成長株は一度火が付けば一方通行になる傾向があります。足元の株価は200日移動平均線との下方乖離が40%程度と大きいため、テクニカル面からも見直し買いの入りやすいタイミングと考えます。
■第一工業製薬<4461>
岩井コスモ証券が7月24日に投資判断を新規に「A(強気)」、目標株価4,100円としたことが伝わっています。
レポートの内容は、「電子基板材料などの高付加価値品やリニア向けトンネル工事用岩盤固結剤などで売上拡大が期待できる」というもの。長期的にも、「2020年に5G(第5世代移動通信システム)通信サービスが本格的に開始するなか、2020年6月に新プラントが稼働する予定である5G基盤向けUV硬化樹脂材料の需要拡大が見込まれる」など、短期だけでなく長期的にも期待感を感じさせる内容となっています。定量的にも、EPS成長率が、今期から来期にかけて28%の高成長を見込むなど非常に分かりやすくかつインパクトの大きなレポートだと思います。
そのほかにも、注目すべき点があります。それはこのレポートの担当アナリストです。実はこのアナリストの過去のレポートを見ると、公開後1週間程度経過した後にじわじわ値上がりする傾向があります。今回も株価はレポート公開後に急騰しましたが、寄り付きが天井となり売られています。短期筋が投げ切れば、4,000円台を回復するような強い動きに転換するのではないかと注目しています。
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執筆者名:大野芳政
ブログ名:証券アナリストが考えたスマホでできるお手軽株式投資「トランプ式投資術」
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※2019年7月27日18時に執筆
株式市場では国内外の証券会社やシンクタンク各社から毎日、多数のアナリストレポートがリリースされています。もともと、大口の売買注文を出す機関投資家向けに書かれていましたが、最近では一般の個人投資家にも提供されており、目にする機会も多いのではないでしょうか。
個別株のレポートでは、証券アナリストがファンダメンタル分析を基づいて個別株の企業価値を算出し、現在の株価に対する「割安・割高」から「買い(強気)・中立・売り(弱気)」などの株価レーティングを付与しています。
レポートがリリースされた直後は、一時的に値動きが大きくなるため、こうしたレーティングの情報を材料に売買する個人投資家も少なくありません。ただし、銘柄によっては、寄り付きが天井になってしまうことも多々あるため、レーティングに期待して買ったら高値を掴んでしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
はっきり言うと「レーティング引き上げ=儲かる」は間違いです。「玉」よりも「石」の方が多いため、これだけでは勝率としては低いと考えた方がよいでしょう。しかし、「玉」と「石」を見分けることができたらどうでしょうか。勝率はぐんと上がります。
「玉」と「石」の違いはなんなのか。証券アナリストの「大野芳政」が株価レーティングを15年間以上、研究し続けた結果、いくつかの法則を発見しました。
そこで、レーティング公開後の値動きが一巡した銘柄から、短期だけでなく、中長期的にも上値余地が大きく残っている注目銘柄を紹介します。
☆今週の2銘柄はこちら!!
■GameWith<6552>
岩井コスモ証券が7月19日に投資判断を新規に「A(強気)」、目標株価750円としたことが伝わっています。
レポートの内容は、「今期は先行投資が利益を圧迫するものの、来期以降は海外展開の本格化やブロックチェーンゲーム、eスポーツなど新規事業により大幅な利益増が期待できる」というものになっています。新規事業については、まだこれからというところで不透明な部分は多いと感じますが、それだけ期待値が高いとも言えます。
EPS(1株あたり利益)成長率は、今期の業績が先行投資により抑えられているだけに、今期予想の28.3円から来期は44.4円と一旦しゃがんで大きくジャンプするような見通しとなっている点にも注目されます。
チャートは長期的な下落トレンドですが、こういった類の小型の成長株は一度火が付けば一方通行になる傾向があります。足元の株価は200日移動平均線との下方乖離が40%程度と大きいため、テクニカル面からも見直し買いの入りやすいタイミングと考えます。
■第一工業製薬<4461>
岩井コスモ証券が7月24日に投資判断を新規に「A(強気)」、目標株価4,100円としたことが伝わっています。
レポートの内容は、「電子基板材料などの高付加価値品やリニア向けトンネル工事用岩盤固結剤などで売上拡大が期待できる」というもの。長期的にも、「2020年に5G(第5世代移動通信システム)通信サービスが本格的に開始するなか、2020年6月に新プラントが稼働する予定である5G基盤向けUV硬化樹脂材料の需要拡大が見込まれる」など、短期だけでなく長期的にも期待感を感じさせる内容となっています。定量的にも、EPS成長率が、今期から来期にかけて28%の高成長を見込むなど非常に分かりやすくかつインパクトの大きなレポートだと思います。
そのほかにも、注目すべき点があります。それはこのレポートの担当アナリストです。実はこのアナリストの過去のレポートを見ると、公開後1週間程度経過した後にじわじわ値上がりする傾向があります。今回も株価はレポート公開後に急騰しましたが、寄り付きが天井となり売られています。短期筋が投げ切れば、4,000円台を回復するような強い動きに転換するのではないかと注目しています。
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執筆者名:大野芳政
ブログ名:証券アナリストが考えたスマホでできるお手軽株式投資「トランプ式投資術」
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