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ブロードエンタープライズのニュース
*15:45JST ブロードエンター Research Memo(5):自己資本比率は改善、当座貸越枠も35億円まで拡大
■業績動向
2. 財務状況と経営指標
ブロードエンタープライズ<4415>の2023年12月期末の資産合計は、前期末比1,638百万円増の7,279百万円となった。流動資産は、同1,736百万円増の5,910百万円となった。これは主に、未収消費税等が125百万円、前払費用が44百万円減少した一方で、売掛金が1,687百万円、現金及び預金が122百万円増加したことなどによるものである。固定資産は、同97百万円減の1,369百万円となった。これは主に、工具、器具及び備品が56百万円、繰延税金資産が32百万円減少したことなどによるものである。
負債合計は、前期末比1,293百万円増の6,420百万円となった。流動負債は、同1,052百万円増の5,162百万円となった。これは主に、買掛金が63百万円、未払法人税等が11百万円減少した一方で、前受金が522百万円、短期借入金が405百万円、1年内返済予定の長期借入金が109百万円増加したことなどによるものである。固定負債は、同241百万円増の1,257百万円となった。これは主に、長期借入金が197百万円、固定負債のその他が38百万円、アフターコスト引当金が5百万円増加したことなどによるものである。純資産合計は、同344百万円増の859百万円となった。これは主に、当期純利益を計上したことにより利益剰余金が327百万円増加したことによるものである。なお、2023年4月の欠損填補を目的とした減資により、資本金が681百万円、資本準備金が256百万円それぞれ減少し、利益剰余金が937百万円増加している。
自己資本比率は前期末比2.7ポイント増の11.8%、流動比率は同12.9ポイント増の114.5%、固定比率は同125.4ポイント減の159.3%となり、各指標が改善した。自己資本比率に関しては、当期純利益の計上によって、しっかりと繰越利益剰余金を積み上げたことが寄与した。売掛金が増加しているものの、当座貸越枠が合計35億円まで拡大しており、資金繰りの安定性は強化されている。
(1) 営業活動によるキャッシュ・フロー
2023年12月期における営業活動の結果、631百万円の支出となった。これは主に、前受金の増加額522百万円などの収入があった一方で、売上債権の増加額1,687百万円、棚卸資産の増加額54百万円などの支出があったことによるものである。
(2) 投資活動によるキャッシュ・フロー
2023年12月期における投資活動の結果、21百万円の支出となった。これは主に、定期預金の払戻による収入2百万円などがあった一方で、無形固定資産の取得による支出7百万円、有形固定資産の取得による支出6百万円などがあったことによるものである。
(3) 財務活動によるキャッシュ・フロー
2023年12月期における財務活動の結果、775百万円の収入となった。これは主に、長期借入金の返済による支出542百万円などがあった一方で、長期借入れによる収入850百万円、短期借入金の純増405百万円などがあったことによるものである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
<SI>
2. 財務状況と経営指標
ブロードエンタープライズ<4415>の2023年12月期末の資産合計は、前期末比1,638百万円増の7,279百万円となった。流動資産は、同1,736百万円増の5,910百万円となった。これは主に、未収消費税等が125百万円、前払費用が44百万円減少した一方で、売掛金が1,687百万円、現金及び預金が122百万円増加したことなどによるものである。固定資産は、同97百万円減の1,369百万円となった。これは主に、工具、器具及び備品が56百万円、繰延税金資産が32百万円減少したことなどによるものである。
負債合計は、前期末比1,293百万円増の6,420百万円となった。流動負債は、同1,052百万円増の5,162百万円となった。これは主に、買掛金が63百万円、未払法人税等が11百万円減少した一方で、前受金が522百万円、短期借入金が405百万円、1年内返済予定の長期借入金が109百万円増加したことなどによるものである。固定負債は、同241百万円増の1,257百万円となった。これは主に、長期借入金が197百万円、固定負債のその他が38百万円、アフターコスト引当金が5百万円増加したことなどによるものである。純資産合計は、同344百万円増の859百万円となった。これは主に、当期純利益を計上したことにより利益剰余金が327百万円増加したことによるものである。なお、2023年4月の欠損填補を目的とした減資により、資本金が681百万円、資本準備金が256百万円それぞれ減少し、利益剰余金が937百万円増加している。
自己資本比率は前期末比2.7ポイント増の11.8%、流動比率は同12.9ポイント増の114.5%、固定比率は同125.4ポイント減の159.3%となり、各指標が改善した。自己資本比率に関しては、当期純利益の計上によって、しっかりと繰越利益剰余金を積み上げたことが寄与した。売掛金が増加しているものの、当座貸越枠が合計35億円まで拡大しており、資金繰りの安定性は強化されている。
(1) 営業活動によるキャッシュ・フロー
2023年12月期における営業活動の結果、631百万円の支出となった。これは主に、前受金の増加額522百万円などの収入があった一方で、売上債権の増加額1,687百万円、棚卸資産の増加額54百万円などの支出があったことによるものである。
(2) 投資活動によるキャッシュ・フロー
2023年12月期における投資活動の結果、21百万円の支出となった。これは主に、定期預金の払戻による収入2百万円などがあった一方で、無形固定資産の取得による支出7百万円、有形固定資産の取得による支出6百万円などがあったことによるものである。
(3) 財務活動によるキャッシュ・フロー
2023年12月期における財務活動の結果、775百万円の収入となった。これは主に、長期借入金の返済による支出542百万円などがあった一方で、長期借入れによる収入850百万円、短期借入金の純増405百万円などがあったことによるものである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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