アイピーエス、今期経常を15％下方修正

　アイ・ピー・エス <4390> [東証Ｐ] が2月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比55.9％増の23億円に拡大した。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の39億円→33億円(前期は28.9億円)に15.4％下方修正し、増益率が34.6％増→13.9％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の15.2億円→9.2億円(前年同期は20.7億円)に39.3％減額し、減益率が26.4％減→55.3％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は0.6億円の赤字(前年同期は6.6億円の黒字)に転落し、売上営業利益率は前年同期の25.3％→22.9％に低下した。

株探ニュース