238円
ソースネクストの個人投資家の売買予想
予想株価
600円
現在株価との差
+407.0
円
登録時株価
475.0円
獲得ポイント
-169.41pt.
収益率
-59.36%
期間
中期投資 (数週間~数ヶ月単位で売り買い)
理由
業績(会社計画の修正発表を含む)
自動翻訳機、1人1台時代へ 観光・交通で活躍
自動翻訳の衝撃(下)
コラム(テクノロジー)
2019/9/25 2:00
2936文字
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ソースネクストが発売した自動翻訳専用端末「ポケトークW」
人工知能(AI)を用いた「ニューラル機械翻訳(NMT)」登場のインパクトは、プロの翻訳業界から、より一般的な翻訳/通訳用途へも広がっている。代表例がソースネクストの「ポケトークW」のような自動翻訳専用の端末だ。
【前回記事】AI翻訳「人間超え」へ 技術が急発展
自動翻訳端末は、機械翻訳技術だけでなく、話者の発話を聞き取ってテキストに変換する音声認識技術や、テキストを音声に変換する音声合成技術も利用している。音声認識技術は既に2016年に一定の条件下で人間超えが実現。音声合成技術も18年前後から、人間と区別が付かない声を作り出せるようになってきた。つまり、NMTが技術的な最後のピースを埋めたことで、ようやく三拍子そろったわけだ。
ポケトークおよび同シリーズの累計出荷台数の実績と目標値。「2020年末に100万台」が同社の目標だが、ポケトークWの出荷は目標を上回る勢いである(初代ポケトークの写真:ソースネクスト)
ソースネクストは初代のポケトークを17年12月に発売。次いで18年9月に初代品の改善の要望を反映した第2世代品のポケトークWを独自開発して発売すると、それが予想を超えて爆発的に売れた。「(初代品も含め)1分41秒ごとに1台のペースで売れている」(同社)という。特に第2世代品の売れ行きは同社が掲げる「20年末に累計100万台」という目標を超える勢いだ。
■インバウンドを軸に社会に浸透
同社によると、最大の販売先は個人。ただしその3割をインバウンド、つまり海外からの観光客が占めるという。法人向けでも、ホテルなどの観光業界、鉄道など運輸業界、百貨店などのインバウンド市場での需要が高い。
2018年10月にはJR東海が新幹線の改札などに自動翻訳専用端末の導入を決めた(写真:JR東海)
ホテルにも自動翻訳端末の大規模導入が進んでいる(写真:ソースネクスト)
ジャパンタクシーは19年7月から、ポケトークの技術を同社のタクシーで利用するタブレット端末に導入する。まずは、タクシー1万台だが、20年末までに5万台に増やす計画だ。日本のタクシーの5台に1台が多言語対応になる計算だ。
ジャパンタクシーは、ソースネクストと共同で、タクシーの運転手と客席にあるタブレット端末に自動翻訳機能を実装。両端末を連携させて利用する(写真:ソースネクスト)
他には、外国人が増えてきた病院や保育園などでの需要も高いようだ。情報通信研究機構(NICT)フェローの隅田英一郎氏は、ポケトークが一般個人の言語のハードルを大幅に低減したことを高く評価する。
https://www.nikkei.com/nkd/company/article/?DisplayType=1&n_cid=DSMMAA13&ng=DGXMZO49000700W9A820C1000000&scode=4344&ba=1
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