東邦システムが後場上げ幅を拡大、１６年３月期業績と配当予想を上方修正

　東邦システムサイエンス<4333.T>が後場上げ幅を拡大している。午後１時ごろ、１６年３月期単独業績見通しについて、売上高を従来予想の１３０億円から１３１億円（前期比４．２％増）へ、営業利益を１２億円から１３億１０００万円（同１３．４％増）へ上方修正したことを好感した買いが入っている。金融系分野を中心に継続案件の受注が順調に推移したことが要因という。

　また、業績予想の修正に伴い、従来１７円を予定していた期末一括配当を２０円に引き上げるとあわせて発表したことも好材料視されているようだ。なお、前期実績の１５円に対して５円の増配となる予定。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）