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野村総合研究所のニュース
<4290> PI 836 -95急落。先週末に上半期決算を発表、営業利益は24.2億円で前年同期比20.7%増と好決算であった。従来の会社計画23億円もやや上回る着地となっている。ただ、4-6月期の同31.7%増に対して、7-9月期は同10.2%増と増益率は縮小しており、株価も高値圏にあるなかで出尽くし感が優勢となっている。なお、事業撤退損計上など赤字子会社の影響で、上半期純利益は減益ともなっている。
<9624> 長大 1131 +150ストップ高。先週末に19年9月期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来の22億円から29億円に増額、業務遂行における効率化、組織体制強化の一部ずれ込みで人件費や経費が減少したことが背景に。第3四半期まで2ケタ減益であったため、大幅増益見込みへの上方修正にインパクトが強まっているようだ。また、中期計画である「持続成長プラン2019」も発表している。
<6855> 電子材料 727 +100ストップ高。先週末に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の1.8億円から4.5億円に増額、半導体市場の回復が遅延するなかでも、収益性の高い製品の拡販が進んだもようだ。通期予想に関しては現在精査中としている。第1四半期は75%の大幅減益決算だったこともあって、7—9月期の大幅な業績上振れにはサプライズも強いようだ。
<6584> 三桜工 1350 +300急伸で上昇率トップ。全固体電池関連としてテーマ物色の流れが続くなか、売り方の買い戻しも交えて上げ幅を広げる動きになっている。同社は米ソリッドパワーと共同で全固体電池の研究・開発を行っており、年内にも試作して実用化に向けた検証作業に入るとしている。本日からは国際先進自動車用電池会議アジア大会が開催されていることもあって、思惑買いの勢いも強まっているようだ。
<2413> エムスリー 2675 +30大幅に続伸。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は165億円で前年同期比19.3%
増益、会社計画150億円を上回る着地となった。7-9月期は同26.7%増と、増益率が拡大する形にもなっている。MP事業の成長加速、海外事業の高成長継続がけん引する形となっている。野村證券では、新事業への投資が基盤事業の成長持続に好影響を及ぼしているとして、目標株価を3000円から3200円に引き上げている。
<4549> 栄研化 1729 -155大幅反落。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は30.4億円で前年同期比19.6%増益となった。ただ、23日に上方修正を発表して株価も大きく上昇していただけに、通期予想の上方修正もなされなかったことで、目先の出尽くし感が先行する展開となっている。業績上振れは国内OCの販売好調などが主因とみられ、消費増税前駆け込み需要など一過性の要素が大きいとの見方にもなっているようだ。
<8358> スルガ銀 486 +38大幅反発。先週末に、創業家ファミリー企業に対する融資の全額返済に係る合意書を締結したと発表。また、創業家およびファミリー企業保有株のノジマ<7419>への売却によって、資本関係の解消も予定される。創業家の影響排除によるガバナンス改善が期待される動きとなった。また、創業家による株式および不動産の売却によって融資金の回収を進めることで、今後は引当金の戻り益計上の可能性なども指摘されている。
<6755> 富士通ゼ 1946 +145大幅反発。先週末に上半期決算を発表、営業益は62.4億円で前年同期比34.5%増となった。第1四半期の同7.0%増に対して7-9月期は同63.6%増と増益幅が拡大、会社側では通期予想を175億円から185億円、コンセンサスを上回る水準にまで増額修正した。国内需要期における冷夏の影響も懸念されてたが、想定以上の好決算をポジティブに捉えられた。欧米を中心とした海外市場の好調がけん引役となった。
<4307> NRI 2230 -84大幅反落。先週末に上半期決算を発表、営業益は409億円で前年同期比23.6%増、会社計画の360億円を上回り、通期予想は従来の760億円から800億円に引き上げた。また、発行済み株式数の15.2%に当たる金庫株の消却も発表。ただ、上半期実績は先に上振れ観測報道が伝わっていたため、目先の材料出尽くしと捉えられた。また、7-9月期受注高が前年同期比10%減となっていることをマイナス視する向きも。
<4063> 信越化 11855 -335反落。先週末に上半期決算を発表、営業益は2105億円で前年同期比0.6%増、4-6月期の同12.7%増に対して、7-9月期は同9.5%の減益に転じた。塩ビ・化成品事業における市況の低迷が収益を圧迫したが、半導体シリコンや機能性化学薬品が底堅く推移し、相対的な業績安定感を示す内容で、買い先行スタート。ただ、このところ同社を含む半導体関連株が上昇基調を強めていただけに次第に利食い売りが優勢に。
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<9624> 長大 1131 +150ストップ高。先週末に19年9月期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来の22億円から29億円に増額、業務遂行における効率化、組織体制強化の一部ずれ込みで人件費や経費が減少したことが背景に。第3四半期まで2ケタ減益であったため、大幅増益見込みへの上方修正にインパクトが強まっているようだ。また、中期計画である「持続成長プラン2019」も発表している。
<6855> 電子材料 727 +100ストップ高。先週末に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の1.8億円から4.5億円に増額、半導体市場の回復が遅延するなかでも、収益性の高い製品の拡販が進んだもようだ。通期予想に関しては現在精査中としている。第1四半期は75%の大幅減益決算だったこともあって、7—9月期の大幅な業績上振れにはサプライズも強いようだ。
<6584> 三桜工 1350 +300急伸で上昇率トップ。全固体電池関連としてテーマ物色の流れが続くなか、売り方の買い戻しも交えて上げ幅を広げる動きになっている。同社は米ソリッドパワーと共同で全固体電池の研究・開発を行っており、年内にも試作して実用化に向けた検証作業に入るとしている。本日からは国際先進自動車用電池会議アジア大会が開催されていることもあって、思惑買いの勢いも強まっているようだ。
<2413> エムスリー 2675 +30大幅に続伸。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は165億円で前年同期比19.3%
増益、会社計画150億円を上回る着地となった。7-9月期は同26.7%増と、増益率が拡大する形にもなっている。MP事業の成長加速、海外事業の高成長継続がけん引する形となっている。野村證券では、新事業への投資が基盤事業の成長持続に好影響を及ぼしているとして、目標株価を3000円から3200円に引き上げている。
<4549> 栄研化 1729 -155大幅反落。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は30.4億円で前年同期比19.6%増益となった。ただ、23日に上方修正を発表して株価も大きく上昇していただけに、通期予想の上方修正もなされなかったことで、目先の出尽くし感が先行する展開となっている。業績上振れは国内OCの販売好調などが主因とみられ、消費増税前駆け込み需要など一過性の要素が大きいとの見方にもなっているようだ。
<8358> スルガ銀 486 +38大幅反発。先週末に、創業家ファミリー企業に対する融資の全額返済に係る合意書を締結したと発表。また、創業家およびファミリー企業保有株のノジマ<7419>への売却によって、資本関係の解消も予定される。創業家の影響排除によるガバナンス改善が期待される動きとなった。また、創業家による株式および不動産の売却によって融資金の回収を進めることで、今後は引当金の戻り益計上の可能性なども指摘されている。
<6755> 富士通ゼ 1946 +145大幅反発。先週末に上半期決算を発表、営業益は62.4億円で前年同期比34.5%増となった。第1四半期の同7.0%増に対して7-9月期は同63.6%増と増益幅が拡大、会社側では通期予想を175億円から185億円、コンセンサスを上回る水準にまで増額修正した。国内需要期における冷夏の影響も懸念されてたが、想定以上の好決算をポジティブに捉えられた。欧米を中心とした海外市場の好調がけん引役となった。
<4307> NRI 2230 -84大幅反落。先週末に上半期決算を発表、営業益は409億円で前年同期比23.6%増、会社計画の360億円を上回り、通期予想は従来の760億円から800億円に引き上げた。また、発行済み株式数の15.2%に当たる金庫株の消却も発表。ただ、上半期実績は先に上振れ観測報道が伝わっていたため、目先の材料出尽くしと捉えられた。また、7-9月期受注高が前年同期比10%減となっていることをマイナス視する向きも。
<4063> 信越化 11855 -335反落。先週末に上半期決算を発表、営業益は2105億円で前年同期比0.6%増、4-6月期の同12.7%増に対して、7-9月期は同9.5%の減益に転じた。塩ビ・化成品事業における市況の低迷が収益を圧迫したが、半導体シリコンや機能性化学薬品が底堅く推移し、相対的な業績安定感を示す内容で、買い先行スタート。ただ、このところ同社を含む半導体関連株が上昇基調を強めていただけに次第に利食い売りが優勢に。
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