ＥＰＳ、今期経常を18％上方修正、配当も2.5円増額

　ＥＰＳホールディングス <4282> が5月7日大引け後(16:00)に決算を発表。21年9月期第2四半期累計(20年10月-21年3月)の連結経常利益は前年同期比53.2％増の43.2億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の50億円→59億円(前期は49.7億円)に18.0％上方修正し、増益率が0.4％増→18.5％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益は前年同期比27.0％減の15.7億円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の20円→22.5円(前期は20円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比35.5％増の26.1億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の10.4％→12.6％に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年９月期第２四半期の業績は、順調に推移しております。下期において、新型コロナウイルスの影響に対処しながら受託業務を維持することで、既存事業の売上は期初の計画に変更ありませんが、連結売上高は、尚捷集團控股有限公司（Speed Apparel Holding Limited）※や、株式会社ＣＡＣクロアを買収した効果により、期初計画を上回る予定です。利益面では、想定を上回る受注に対して人材確保する費用や、新規サービスの構築やインフラ・システムなどＩＴ基盤整備の先行投資の費用が増加しますが、連結売上高の増加の効果で期初計画を上回る計画です。　※EPS創健科技集團有限公司（EPS Creative Health Technology Group Ltd.）に変更予定　（注）上記業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々　　　　な要因によってこれら予想数値と異なる可能性があります。