北朝鮮の飛翔体発射行動は複合的リスクの呼び水となろう
業種:化学
時価総額:24億円
PER:21.39倍
PBR: 1.00倍
自衛隊向け照明弾・発煙筒の大手で火工品では中堅に位置する。人工衛星や核燃料再処理剤として用いられる低毒性の液体燃料などの研究開発を行っている。民間向けにはエアバッグ用火薬なども手掛ける。
業績面においては2/10に第3Q決算発表を行い、累計実績は売上高6.9%減収、営業利益は同40.2%減益となっている。今期は防衛省向け製品の受注が大きく減少の一方、民間向け火工品や化成品の新規受注を獲得。目線はすでに来期に移り、さらに防災向けの非常信号灯の需要増加などが見込まれよう。
資本市場ではあらゆるリスク資産から一斉に資金引き揚げられる現象がみられる中、マーケット全体が新型ウイルスの動向に目を奪われている間に見落とされているのが地政学リスクである。先の原油安ショックが中東情勢の緊迫化につながるだけでなく、有事のドル高で新興国通貨が相対的に下落し政情不安を助長する。3月に入り北朝鮮は3/2、3/9、そして連休中の3/20にも飛翔体発射軍事行動が頻発しており、再び目につくようになり始めている。
時価総額:24億円
PER:21.39倍
PBR: 1.00倍
自衛隊向け照明弾・発煙筒の大手で火工品では中堅に位置する。人工衛星や核燃料再処理剤として用いられる低毒性の液体燃料などの研究開発を行っている。民間向けにはエアバッグ用火薬なども手掛ける。
業績面においては2/10に第3Q決算発表を行い、累計実績は売上高6.9%減収、営業利益は同40.2%減益となっている。今期は防衛省向け製品の受注が大きく減少の一方、民間向け火工品や化成品の新規受注を獲得。目線はすでに来期に移り、さらに防災向けの非常信号灯の需要増加などが見込まれよう。
資本市場ではあらゆるリスク資産から一斉に資金引き揚げられる現象がみられる中、マーケット全体が新型ウイルスの動向に目を奪われている間に見落とされているのが地政学リスクである。先の原油安ショックが中東情勢の緊迫化につながるだけでなく、有事のドル高で新興国通貨が相対的に下落し政情不安を助長する。3月に入り北朝鮮は3/2、3/9、そして連休中の3/20にも飛翔体発射軍事行動が頻発しており、再び目につくようになり始めている。