サインド、今期経常を6％上方修正

　サインド <4256> [東証Ｇ] が2月13日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期非連結比65.5％減の9800万円に大きく落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の1億3600万円→1億4400万円(前期は3億4800万円)に5.9％上方修正し、減益率が60.9％減→58.6％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8700万円→9500万円(前年同期は1億6900万円)に9.2％増額し、減益率が48.5％減→43.8％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期非連結比53.3％減の4900万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の31.6％→10.1％に急低下した。

株探ニュース