森六、前期経常を8％上方修正、配当は8円減額（訂正）

　森六ホールディングス <4249> が5月20日大引け後(17:00)に業績・配当修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の52億円→56億円(前の期は88.2億円)に7.7％上方修正し、減益率が41.1％減→36.6％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の25.9億円→29.9億円(前年同期は41.8億円)に15.4％増額し、減益率が38.0％減→28.4％減に縮小する計算になる。

　同時に、前期の年間配当を従来計画の102円→94円(前の期は94円)に減額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高はわずかに減少するものの、営業利益、経常利益につきましては、前回予想をやや上回る見込みです。　また、樹脂加工製品事業の北米工場において、減損損失を計上する見込みではありますが、米国における新型コロナ救済措置等により、親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、前回予想を上回る見込みです。※１　中国の連結子会社は12月決算会社であり、1-3月は2021年３月期に計上するため、新型コロナウイルスによる2020年３月期業績への影響は限定的です。現在、一時稼働を停止しておりました中国の各製造拠点は稼働を再開しております。※２　本資料に記載されている当社グループの当期の業績見通しは、本資料の日付時点において入手可能な情報による判断及び仮定を前提にしており、実際の業績は様々な要因によって異なる場合があります。