ＨＣＳＨＤが続伸、デジタルマーケティング事業伸長し上期営業利益は計画上振れ

　ＨＣＳホールディングス<4200.T>が続伸している。前週末１４日の取引終了後、集計中の第２四半期累計（４～９月）連結業績について、営業利益が８３００万円から１億４２００万円（前年同期比２．２％増）へ、純利益が５７００万円から７２００万円（同４５．５％減）へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。

　情報サービス事業で一部案件のプロジェクト計画に見直しが発生したことや、ＥＲＰ事業で第２四半期（７～９月）に入り開発案件の受注が伸び悩んだことで、売上高は２４億４３００万円から２３億９７００万円（同７．１％増）へ下振れたが、デジタルマーケティング事業の売り上げが伸長したことが利益を押し上げた。また、情報サービス事業におけるコスト低減や、ＥＲＰ事業における高収益案件の受注により利益を確保したことも寄与した。

出所：MINKABU PRESS