ＪＳＲが３日ぶり反発、東南アジアで自動車タイヤ用合成ゴムの生産能力倍増と報じられる

　ＪＳＲ<4185.T>が３日ぶりに反発。１７日付の日本経済新聞で、「東南アジアで自動車用タイヤに使う合成ゴムの生産能力を倍増させる」と報じられたことを材料視。タイの溶液重合スチレン・ブタジエンゴム（Ｓ―ＳＢＲ）の工場を増強し、１６年に生産能力を年１０万トンに倍増させるという。燃費の向上や環境負荷軽の減少につながる「低燃費タイヤ」の世界的な需要増を取り込む一方、東南アジアでは石油化学品の生産が拡大しており、その副産物のゴム原料を低コストで安定調達できることが背景にあると報じており、業績貢献への期待から買われているようだ。

ＪＳＲの株価は１３時１９分現在１６７８円（△２４円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）