三井化学、今期最終を34％下方修正

　三井化学 <4183> [東証Ｐ] が2月7日後場(13:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比42.6％減の372億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の760億円→500億円(前期は829億円)に34.2％下方修正し、減益率が8.4％減→39.7％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の553億円→293億円(前年同期は385億円)に47.0％減額し、一転して24.0％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比19.5％減の165億円に減り、売上営業利益率は前年同期の7.2％→6.4％に悪化した。

株探ニュース