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【QAあり】ジーネクスト、新経営体制がスタートし、QoQにて増収増益 3Q以降の継続的な黒字化に向け、ストック売上高はYoY+10.8%と順調な成長

投稿:2024/11/20 13:00

はじめに~新経営体制始動~

村田実氏(以下、村田):みなさま、こんにちは。株式会社ジーネクストで2024年9月13日より代表取締役を務めています村田です。

本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございます。2025年3月期第2四半期決算説明会を始めます。

本日は、スライドに載っている順序でご説明します。本資料は当社ホームページのIRページにアップされていますので、あわせてご確認いただけますと幸いです。よろしくお願いします。

2024年5月9日の当社取締役会での創業者による突然の当社と今まで関わりのなかった第三者への株式大量譲渡宣言から6月28日の定時株主総会当日における創業者の修正動議提案および流会、9月11日、13日と2回に渡る臨時株主総会までの約4ヶ月強の間、多大なるご不安とご心配をおかけすることとなり、大変申し訳ございませんでした。改めて、お詫び申し上げます。

当社は、9月13日の役員選任決議をもって、権利義務取締役体制から新経営体制として、再スタートしています。

新経営体制としては、「経営の安定化、基盤強化」や「早期の収益化」を最重要施策として考えており、株主のみなさまをはじめとしたすべてのステークホルダーのみなさまに向け、さらなる業績の向上や資本政策等の充実を進め、会社として与信リスクの軽減および当社プロダクトへの投資、人材採用・組織の再整備を実施し、経営再建およびステークホルダーのみなさまの信頼を再び構築し、確固たるものへしていくことで、新生「ジーネクスト」としての非連続な成長による企業価値、株主共同利益の向上を成し遂げるべく、全社一丸となって当社は歩み始めています。

2026年3月期以降の新中期経営計画および事業計画の更新に関しては、年始早々に発表を予定しています。

新経営体制を中心とした当社体制にご期待いただけるよう、役員、社員一丸となり、日々精進していきます。

はじめに~新経営体制メンバー~

当社の新経営体制です。取締役体制は、ご覧のとおりです。

前経営体制からは一新されており、創業者がいた前々体制時の状況も踏まえて、当社を理解しているメンバーが大半となっています。

また、30代後半から40代を中心としたメンバーと上場会社での実績豊富なメンバーで構成されており、スピード感をもって、当社の経営再建を行い、企業価値向上を成し遂げるには、最適なメンバーであると考えています。

みなさまにより期待をもっていただけるよう、実績というかたちでお示しができるよう励んでいきます。

また、監査役の3名においては、前体制から留任しており、上場会社として相応しいコーポレートガバナンスの効いた体制を実現していくべく、役員一丸となって、当社の企業価値向上に努めていきます。

<参考>新経営体制スタートまでに至るまでの詳細経緯について

参考資料として、2024年8月16日以降の一連の騒動に関する経緯を3ページに渡ってまとめています。お時間のある際に、ご確認ください。

6月28日定時株主総会流会から2024年8月14日までの経緯は、2024年8月14日付開示「2025年3月期第1四半期決算説明資料」の3ページ、4ページをご参照ください。

<参考>新経営体制スタートまでに至るまでの詳細経緯について

経緯②はスライドに記載のとおりです。

<参考>新経営体制スタートまでに至るまでの詳細経緯について

以上が、2024年8月16日以降の一連の騒動に関する経緯となります。

改めて、ステークホルダーのみなさまへは、多大なるご心配とご迷惑をおかけしまして、大変申し訳ございませんでした。

次ページ以降で当社が生まれ変わるための現況や実績について、ご説明します。

目次~Agneda~

本日のAgendaは、ご覧のとおりとなります。

目次~Agneda~

まずは、2025年3月期第2四半期の業績ハイライトを中心としたエグゼクティブサマリーです。

2025年3月期 Q2 エグゼクティブサマリー

今第2四半期は、先述のとおり、2回に渡る臨時株主総会がクオーターの終盤で開催され、経営体制確定に時間を要してしまったものの、前年比の業績まであと一歩の状況の減収減益にて着地しました。QoQでは、増収増益に転じています。

売上高は、前年同期比約470万円のマイナス、営業利益で前年同期比約600万円のマイナスといった着地数字で、このような部分をきっちり詰め、収益化していくことが当社の早期収益化への近道だと考えており、この結果については、重く受け止め、全社一丸となって、改善していく所存です。

今期の事業方針としては、「今期以降の継続的な黒字化に向けた安定かつ高収益構造企業への転換・改革」「収益構造をフロー型からストック型への移行を重点的に推進しており、『Discoveriez』『SRM Design Lab』『Discoveriez AI』活用すべてにおいて、ストック重視での営業活動」「値上げ施策、旧システムのサービス終了/リプレイスの加速を行うことによる既存事業のテコ入れ、コストマネジメントの厳格化による不採算事業、案件の解消による収益改善の実行」「営業収益率の改善および採用活動、組織再整備の強化」としており、いち早い単月黒字化、四半期での黒字化を目指しています。

第2四半期の業績のサマリーです。売上高は、前年比約470万円マイナスの2億5,400万円での着地となりました。

クラウド月次売上を中心にストック売上が継続して伸長、フロー売上は既存改修案件の納期ズレ(2件/約470万円)や当社での一連の騒動や与信リスクによる受注済案件の失注(1件/約1,300万円)等により、減収にて着地しています。

クラウド月次累計売上成長率は、前年比約15.4パーセントプラスと引き続き成長し、クラウド売上比率は79.6パーセントとストック型への重点移行が継続して進んでいます。

「SRM Design Lab」案件においては、前年比約40.17パーセントプラスの成長率となっていることに加え、「Discoveriez AI」が順調に事業化しており、「Discoveriez」以外の収益柱として、第3四半期以降の成果として創出中です。

引き続き、解約率0.21パーセントという「Discoveriez」事業における高い顧客満足度の実現をしています。

今後の経営方針を中心とした2026年3月期以降の新中期経営計画および事業計画の更新に関しては、年始早々には発表を予定しています。

2025年3月期 Q2業績サマリー

2025年3月期第2四半期の業績サマリーについて、前ページでもご説明しましたが、本ページでは、各段階利益の項目について、ご説明します。

全体的には、売上高においては、「Discoveriez」のストック売上の継続的な積み上がりが貢献し、前年同期比98.2パーセントの進捗と前年超えまであと一歩での着地となりました。

クライアントの課題解決プログラム「SRM Design Lab」が前年同期比40.17パーセントプラスの進捗と好調に推移しています。

売上原価においては、プロパー社員での開発人員不足によるパートナーさまの開発人員追加による増や、サーバーコスト増により全体的に増加しています。

販管費においては、コスト効率化施策により、継続して改善しています。

第3四半期以降での与信リスクを改善するための施策として、「SRM Design Lab」の推進を積極的に行い、クライアントの「Discoveriez」だけでは解決できない周辺領域についても、エントリーしていくことと、受注済案件の導入についても、経営体制が一新されたことにより、PJ開始や再開など進み始めており、各段階利益についても、通期業績予想内での達成を目指します。

また、第2四半期で発生しています増資に伴う株式交付費、新株予約権発行費を営業外費用として計上し、臨時株主総会関連損失を特別損失として計上しています。

2025年3月期 Q2 黒字化に向けたマーケット開拓・コストマネジメント(事業効率化/改善)進捗サマリー

続いて、第2四半期の黒字化に向けたマーケット開拓・コストマネジメント施策の進捗サマリーについて、ご説明します。

第2四半期のはじめより新経営、執行体制のメンバーが中心になって、権利義務取締役体制のもと、マーケット開拓およびコストマネジメントの両面において、前期の体制時よりも抜本的に見直しを経営再建に向けて、実施しています。

マーケット開拓としては、「Discoveriez」「Discoveriez AI」「SRM Design Lab」ともに下期の営業活動、黒字化につながるマーケット開拓を継続して実行しています。

「Discoveriez」においては、収益化に向けた取り組みの加速を本格化しており、新規クライアント拡大施策として、得意業種のメーカーだけでなく、BPOコールセンターや外食、流通領域でのDX需要の高まりも相まって、「Discoveriez」との相性が良くなってきており、新規案件の引き合い、受注が増えてきています。受注後のライセンス拡大も一定量見込まれてきており、継続したサポートを行っています。

そのような状況が直販だけでなく、パートナーとの連携においても、寄与しており、引き合いについては、良い循環が生まれています。

「Discoveriez AI」については、正式ローンチし、生成AI活用した業務効率化、顧客データ分析精度向上などのニーズは、当社には追い風の市場環境になっており、上流領域での戦略企画策定支援案件が業種/新規、既存クライアントに関わらず、引き合いが増加、案件化も進んでおり、第3四半期より効果検証を開始しています。

第2弾、第3弾と効果検証を検討したいというお声をいただいています。

また、当社で従前より提供していました音声認識ツール「BizVoice」は、「Discoveriez AI」へ2025年1月よりバージョンアップ、移行予定としており、従前からご利用いただいているクライアントにも今まで以上の付加価値の提供を行い、顧客満足度の向上だけでなく、新たなマーケット開拓も進めています。

「SRM Design Lab」については、「Discoveriez」だけでは解決のできないクライアント課題にアプローチをすることで、よりクライアントへの付加価値提供を目指しており、2023年4月より始まったプログラムです。

当社領域に密接する顧客接点チャネル、カスタマーセンターのあるべき姿の模索、システム化前の業務フロー整理やベンダー選定代行依頼などの引き合いも増加しており、新たな収益源として引き続き、順調に成長しています。

コストマネジメント施策としては、従前より継続している固定費の削減効果が継続しており、前期よりも収益に寄与する予定です。

人件費については、第2四半期からの新規獲得と既存深耕とで分断していた組織の統合、配置転換を含む業務効率化や現場主導での業務フロー改善/効率化が前期よりも進み、販管費率YoY約9.16パーセントの改善を実現しています。

業務委託費、外注費、通信費については、業務委託費の精査が進んでいるものの、売上につながるリソース活用により、外注費含めて、一時的に増加傾向にあり、下期以降に精査がさらなる精査が必要な状況である一方、サーバコスト増に伴う改善施策により、第3四半期より月60万円ほど大きく改善の見通しの予定となり、問題点のコア部分の解決が下期以降出てくる見通しです。

その他としては、本日開示のとおり、旧来型の提供パッケージである「CRMotion」を中心とした不採算案件の終了について、新経営体制として、明確な期日を決定することで、収益化のための値上げ施策や「Discoveriez」へのクラウド移行の提案および移行提案を行っており、来期以降にかけて、9,000万円以上の収益増を見込む予定です。

2025年3月期 Q2 受注/導入案件サマリー

今四半期も、ロイヤルカスタマーを中心に受注/導入実績が積み上がっています。

「Discoveriez」については、ストック売上拡大に寄与する利用部署、ライセンスの拡大、導入後の支援についても、アップセルクロスセルの積み上げを実施しています。

「SRM Design Lab」については、導入後の運用サポートにおけるアップセルクロスセルの積み上げだけに留まらず、他システム移行におけるデータ移行の支援などシステム関連だけではないソフトの部分での積み上げが毎四半期積み上がっています。

目次

次に、改めまして、事業/サービス概要についてです。

会社概要

会社概要です。2024年9月13日より新経営体制で当社の売上、利益等の収益向上や株価向上等の企業価値向上を実現すべく、再スタートしています。

現在の資本金などに関しては、スライドに記載のとおりです。

事業領域「SRM(Stakeholders Relationship Management)」

当社は、「SRM(Stakeholders Relationship Management)」を通じて、日本のITにおける「情報の分断」をなくし、企業が新たな競争力を勝ち得る支援をしています。

当社だけでなく、クライアントやその先にいる生活者、パートナーなどのステークホルダーにまたがるビジネス課題の解決に必要な情報を行きわたるようにすることで、コミュニティが生まれ、三方良しの社会を実現し、さまざまな社会課題を解決することを目的に事業展開をしています。

当社の事業内容

当社の事業内容としては、「ステークホルダーDXプラットフォーム事業」の単一セグメントでサービス提供や事業を展開しています。

クラウド事業および生成AI活用の需要拡大および付加価値創出に注力していくことで売上比率が拡大しており、旧提供体系モデル「CRMotion」は、2024年12月末より段階的に終了し、2026年9月末には、完全終了予定です。 

また、音声認識ツール「BizVoice」は、「Discoveriez AI」へ2025年1月よりバージョンアップ、移行予定です。

単一事業の中にも、複数のプロダクトやオプションが存在していましたが、選択と集中を行い、事業ポートフォリオの最適化を実行中です。

当社の事業内容(付加価値の創造「SRM Design Lab」)

当社が標榜する「SRM(Stakeholders Relationship Management)」の実現を加速させるためのステークホルダーへの付加価値創造プログラムとして、ステークホルダーと顧客価値(カスタマーバリュー)の創造につなげる共創型の取り組み「SRM Design Lab」を先述のとおり、2023年4月より始めています。

「SRM Design Lab」は、創業以来、顧客対応システムに取り組んできた当社の経験をもとに、顧客価値創造を実現するために、客観的な視点で業務フローとシステムフローを整理や最適な課題解決ソリューションを提示することで、企業における本質的な課題解決「DX」に向けた仕組み作りを伴走支援するサービスです。

当社の事業内容(付加価値の創造「SRM Design Lab」)

「SRM Design Lab」の提供を行うことで、より多くの生活者やクライアントさまの「声」の収集とそれらの企業活動への利活用を、ステークホルダーと共に考え、顧客価値(カスタマーバリュー)の創造につなげていきます。

課題解決プログラムとしては、「伴走支援サービス」のほか、「『Discoveriez AI』を含む生成AIを活用したサービス」などが既にプログラム化されています。

当社の事業内容(付加価値の創造「SRM Design Lab」)

クライアントからの声をもとに、DX・CX/VOCの課題解決に向け、続々とメニュー化を行っており、プロダクトアウトの志向よりもマーケットインの志向でのサービス提供をステークホルダーとともに行っていくことも「SRM Design Lab」の特徴となっています。

当社はこれまでも上流領域や下流領域に関しても、自社およびパートナーとともに連携し、クライアント課題を解決してきましたが、紹介や簡易連携に終わっており、ビジネスチャンスを逃していた部分も多いと感じており、当社のシステムを利活用いただくきっかけにもなると考え、2023年4月より本格的にサービス提供を開始しています。

「SRM Design Lab」生成AI活用に関連する取り組み状況について

2024年6月25日に、生成AIを活用した顧客業務効率化支援サービス「Discoveriez AI」を正式リリースしました。クライアントとの実証実験を経て、今後、新機能を段階的にリリース予定です。

「SRM Design Lab」生成AI活用に関連する取り組み状況について

また、カスタマーセンターやコールセンターと親和性の高い、音声認識や返答文の自動作成を行い、オペレーターの迅速な回答、アフターコールワークにかかる時間を大幅に削減、省人化することによる対応時間の短縮やデータの正確な管理を実現し、業務効率化とデータ利活用を同時に実現することを想定しています。

「SRM Design Lab」「Discoveriez AI」PoC概要について

2024年10月1日に飲料・食品事業を展開されている大手ホールディングスカンパニーさまと「電話応対情報の要約精度の向上」「アフターコールワークの効率化」「生成AIを活用した回答文のサジェスト、FAQの強化、改善」を目的とし、文章生成AIの評価を行い、AIの育成、実用に耐えうるかについて検証を行っています。

その他にも、実証実験をご検討いただいているクライアントさまも続々と出てきています。

株式会社ワールド様「お客様の声を中心とした事業活動支援のシステム構築」をご提供

ワールドさまの事例についてです。お客さまの声を中心とした事業活動支援のシステム構築をご提供させていただいています。

店舗やECなどでバラバラに管理されていたステークホルダーの声の入り口やツールを統合し、「Discoveriez」で集約し、販売チャネルに関係なく、ステークホルダーの声をダッシュボード、BIツールへ反映することで、リアルタイムかつ最適な粒度での情報が経営の中核となるデータとして活用いただいています。

上流から運用支援までをトータルでサポートさせていただいており、また今後はお客さまの声を中心とした経営の実現を推進する企業さまのニーズに応えるようなパッケージ化の推進を予定しています。

他社システム構築工程における「データ移行支援」

直近では、「Discoveriez」におけるデータ移行支援実績を活用し、他社システムの切替時におけるデータ移行支援をパートナーさまと協業し、取り組んでいます。

本案件は、既存会員プログラムのデータ移行において、データクレンジングからデータマネジメントまでをご支援しました。

「SRM Design Lab」のパートナー※一部抜粋

ご説明しました事例等をより拡張していくべく、パートナー(販売、プロダクト)と共同での販売促進活動を積極的に実施しており、顧客獲得に向けて、パートナーとともに業務提携を加速させていく予定です。

プロダクト/サービスが目指す世界

本ページより、プロダクト/サービスが目指す世界をご説明します。

システム・データ・組織システム・会社といったあらゆる情報を横串で「つなぐ」「まとめる」「活用する」ことで、クライアントにその先の本質的な課題である「業務効率化」「サービス顧客体験の改善」「売上UP」等をもたらすプラットフォームを目指しています。

「Discoveriez」の強み

「Discoveriez」は、企業内に多く存在する部門ごとの「バラバラな情報・属人化した業務や散在する顧客接点情報・個別で使われているシステム内の情報の一元管理」「その情報を適切な状態で各部門、取引先、顧客などさまざまなステークホルダーに最適な情報伝達、共有ができる」プラットフォームとして、企業内でのVOC活用の促進を支援しています。

プロダクト/サービス概要(「Discoveriez」について)

「Discoveriez」は、企業内のステークホルダーとの情報連携・情報一元化、検索・分析に優れたクラウドサービスで、各組織での業務効率化、情報利活用を促進するステークホルダーDXプラットフォームです。

「Discoveriez」の活用効果

「Discoveriez」は、企業内外で発生する情報をつなぎ、まとめ、一元管理をし、ステークホルダーへの情報共有を通じて、情報活用が可能です。

使いやすいUI/UX、利用シーンに合わせた機能(パーツ)をノーコード・ローコードで組み合わせ、短期間導入を実現し、業務効率化をはじめ、顧客体験の改善、売上UP、収益化を促進します。

業界、業種ごとの導入事例

社内外のステークホルダーとの情報のやり取りが多い食品、日用品、外食、小売等の企業からのニーズが高く、BPOコールセンターなどさまざまな業界業種で事例が積み上がっています。

導入実績

各業種・業界のリーディングカンパニーを支援しています。メーカーでの一例です。

導入実績

各業種・業界のリーディングカンパニーを支援しています。小売、外食、BPOコールセンターなどでの一例です。

企業事例

「Discoveriez」は、カスタマーセンター、コールセンターを中心に導入いただいています。

企業事例

コールセンターから情報連携を行う店舗や営業などの社内外での情報共有、利活用に適したプラットフォームです。

目次

次に、2025年3月期第2四半期の業績についてです。

2025年3月期 Q2 サマリー(数字指標ハイライト)

第2四半期においては、売上高2億5,400万円、ストック売上高YoY10.8パーセントプラスの2億100万円で着地しています。

クラウド累計MRR成長率YoY15.4パーセントプラス、ストック売上比率約79.3パーセントと引き続き、黒字化に向けて成長しています。

「SRM Design Lab」については、40.17パーセントプラスと堅調に数字が積み上がっており、月次解約率は0.21パーセントと引き続き低解約率で推移しています。

2025年3月期 Q2業績サマリー(再掲)

こちらは、冒頭の再掲となりますが、第2四半期の業績サマリーです。

2025年3月期 Q2 ストック売上の推移

クラウド累計MRRは新規案件に係る月次ライセンス料の積み上がりにより、 YoY15.4パーセントプラスと継続して成長しています。

フロー型からストック型への移行は順調に継続しています。

2025年3月期 Q2 月次解約率の推移

当社において重要な指標である、月次解約率の推移についてです。

過去12ヶ月平均の月次解約率は0.21パーセントと引き続き順調に推移しており、通期に向け、より低下する予定です。

プロダクト品質をより安定化し、生成AI活用提供含め収益拡大および高い顧客満足度の維持、継続を実行していきます。

目次

2025年3月期の通期見通しについてです。

2025年3月期 事業方針と業績見通し(2024年6月21日開示内容に追記)

2025年3月期通期の事業方針は、冒頭でのご説明のとおりですが、業績見通しについては、2024年6月21日付「通期業績予想の修正に関するお知らせ」で開示のとおり、売上高および営業利益についてレンジ方式にて通期業績予想を開示しています。

売上高については6.1億円から6.7億円、営業利益についてはマイナス1.4億円からマイナス1億円とし、新規案件の獲得やコストマネジメント施策の進捗により、前事業年度から増収増益を見込んでいます。

また、経常利益以下の各段階損益については、上記施策を機動的に進める観点から現時点では非開示としています。

中期成長計画~投資実績~

2025年3月期以降の経営方針および新中期成長計画(投資計画)については、年初を目途に速やかに開示を行う予定です。

コストマネジメントの強化

コストマネジメントおよび事業効率化の強化により、早期の黒字化を目指しており、一部コスト改善が大きく進む予定です。

コストマネジメント施策と並行して、売上に貢献し得る投資対象を精査した上で、収益力向上のための投資を強化する予定です。

売上を戦略的に獲得するための変動原価については、その他経費とし、売上のトップライン向上に寄与すべく管理を実行中です。

通信費、業務委託費、外注費、人件費においては、コスト改善が進む予定です。

目次

財務戦略とリスク情報についてです。

株式会社舞花との資本提携後の投資実行方針および連携について

株式会社舞花との資本提携を2024年7月26日に実施しました。

増資後の経営再建を優先実行するため、運転資金への充当を行いながら、まずは、「Discoveriez」の品質改善が進んでおり、今後は、「Discoveriez AI」への本格的な投資と合わせて、人材採用・組織再整備への投資を並行し、収益改善を図る予定です。

舞花との業務支援合意内容およびシナジーについては、スライドのとおりとなっており、業務提携先の共同開拓を中心に現在、行っています。

財務指標KPI(重要な経営指標の裏付け)

ストック売上を成長性、収益性、効率性をチェックする財務KPIとし、月次解約率を成長性に影響する事業KPIとしています。

目次

以上が、2025年3月期第2四半期の決算説明となります。

資料にはAppendixなど、補足情報などを掲載しています。お手すきの時にご覧いただけると幸いです。

質疑応答:コストマネジメントの強化について

司会者:「一部の費用が低減するとのことですが、通信費、外注費、人件費などが減少する理由と規模について教えてください」というご質問です。

村田:通信費については、今までインフラコストであるサーバー代がかさんでいましたが、サーバー自体の見直しやアプリケーションの精査を行いました。クライアントのパフォーマンスに影響を出すことなく、下期で月額60万円程度の減少を見込んでいます。

外注費については、業務委託の精査により、下期で月額50万円程度の減少を見込んでいます。人件費については、開発人員がプロパーで全く採用できていないこともあり、採用を進める一方で、組織の配置転換などのKPIの見直しを行っています。

精査中のため、規模感についてはお伝えできませんが、月額10万円単位での減少を進めることによって、最適な利益体質に貢献できるよう進めています。

質疑応答:「Discoveriez」「Discoveriez AI」「SRM Design Lab」の売上構成比について

司会者:「『Discoveriez』『Discoveriez AI』『SRM Design Lab』の売上構成比について教えてください」というご質問です。

村田:「Discoveriez AI」については、徐々に案件化し、事業が積み上がってきています。現時点で来期を想定すると、「Discoveriez」が5割、「Discoveriez AI」が2割、「SRM Design Lab」は3割という比率で仕上げていきたいと考えています。ストック売上の営業活動を重視して、積み上げていきます。

質疑応答:売上構成比を達成するためのコストについて

司会者:「来期の売上構成比を達成するために、開発人員の採用コスト等、増加するコストはあるのでしょうか?」というご質問です。

村田:増資の際の有価証券届出書にも記載のとおり、「Discoveriez」の改善やAIなどの新規サービスにおける採用増、一部パートナーの負担として、人件費は増加する予定です。ただし、その分を売上につなげていく方針のため、必ずしもコストだけが上がるわけではないと考えています。

今までは、どちらかというとプロダクトアウト型で経営していました。新経営体制においては、足元の状況も踏まえて、マーケットインでの開拓を進めています。その中で、コストだけが出ていくといったことがないよう、経営に努めていきます。

質疑応答:直近での営業の引き合い状況について

司会者:「直近での営業の引き合い状況はどうなのでしょうか?」というご質問です。

村田:今回、当社で起きた一連の騒動や、継続企業の前提に関する事項の注記を記載したことにより、不安感が高まり失注した案件はあります。しかし、引き続き日本を代表するリーディングカンパニーのみなさまが既存顧客としていらっしゃることもあり、案件も含めて獲得できています。

我々の特徴として、クライアントから横のつながりでご紹介いただく機会も多く、下期には受注で必ず上がってくるような案件もあります。「Discoveriez AI」や「SRM Design Lab」についても事業化が順調に進んでいるため、事業領域も拡大している実感があり、今後成長が見込まれると考えています。

配信元: ログミーファイナンス
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