カネカが３日続伸、ベルギー子会社がアンジェスらのコロナワクチン開発に参画◇

　カネカ<4118.T>が３日続伸している。4日の取引終了後、子会社カネカ・ユーロジェンテック（ベルギー）が、アンジェス<4563.T>や大阪大学などが共同で開発を進めている「プラスミドＤＮＡ製造技術を用いた新型コロナウイルス感染症向け予防用ＤＮＡワクチン」の製造体制に参画すると発表しており、これが好感されている。

　同ワクチンの製造はタカラバイオ<4974.T>が中心となって担当するが、カネカ・ユーロジェンテックは中間体製造を請け負うという。中間体の製造にはこれまでも、ＡＧＣ<5201.T>子会社の米ＡＧＣバイオロジクスや塩野義製薬<4507.T>子会社のシオノギファーマが参画を表明している。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：MINKABU PRESS