大日精、今期経常を2.1倍上方修正

　大日精化工業 <4116> が2月12日大引け後(16:30)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比30.6％減の34.7億円に落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の24億円→50億円(前期は55.8億円)に2.1倍上方修正し、減益率が57.0％減→10.4％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の10.9億円→36.9億円(前年同期は21.9億円)に3.4倍増額し、一転して68.3％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比34.0％増の21.6億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.8％→5.2％に改善した。

株探ニュース