高圧ガス、前期経常を24％上方修正

　高圧ガス工業 <4097> が5月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の38億円→47億円(前の期は58.2億円)に23.7％上方修正し、減益率が34.8％減→19.4％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の19.3億円→28.3億円(前年同期は30.6億円)に46.4％増額し、減益率が36.7％減→7.4％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　新型コロナウイルス感染症の拡大が経済に深刻な影響を与えておりますが、下期にかけて緩やかな回復基調で推移したことにより売上高は、前回発表予想を上回る見込みとなりました。また、利益面ではコロナ禍での費用節減により販売費及び一般管理が減少したことに加えて、投資有価証券売却益が発生したこと等により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、前回発表予想を上回る見込みとなりました。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。