大陽日酸、上期最終は57％増益で着地、今期配当を2円増額修正

　大陽日酸 <4091> が10月31日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比56.9％増の277億円に拡大し、通期計画の570億円に対する進捗率は4年平均の44.5％を上回る48.7％に達した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比23.9％増の292億円に伸びる計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の26円→28円(前期は25円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比94.2％増の155億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の8.3％→12.1％に大幅改善した。

株探ニュース