デンカ、今期経常を10％下方修正

　デンカ <4061> が2月7日午前(11:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比10.2％増の300億円に伸びた。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の400億円→360億円(前期は321億円)に10.0％下方修正し、増益率が24.4％増→12.0％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の163億円→123億円(前年同期は198億円)に24.5％減額し、減益率が17.6％減→37.8％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比57.0％減の64.4億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の15.7％→7.5％に急低下した。

株探ニュース